新型コロナの影響で、大学生がアルバイトに行けずに学費や生活費の収入が途絶え、休学や退学の恐れも出てくると報じられています。容易に想像できます、、、
以前、研究員で所属していた、明治学院大学は全学生に5万円支給と発表がありました。
熊本での教員時代にも、親に頼らず、学費を自分で支払っている学生はいました。
国公立大学の学費はあがる一方で、奨学金という名の借金は、学生時代にン百万を抱えてしまうのは、恐ろしくもあります。
もっと社会は、若者に対して、学生に対して、学びに対して優しい国になるべきです。でなければ、本当に社会は尻つぼみ、、、
アルバイトと学業というのはいつの時代も悩ましいですね、アルバイトで疲れ果てて授業に欠席が多くなったり、課題提出に遅れが出たりすることが見られました。
もちろん、実際の社会の働く現場に入り、年齢立場の違う人との出会いは、いろいろな刺激をもたらしてくれます。
大学生といっても、本当に本当にいろいろな若者がいます。
が、それでも、だいたい18-19歳あたりに大学に入学し、22-23歳くらいに学部を卒業し、一部は、24-25歳くらいに修士課程を修了して、、というパターンが日本ではあまりに多い。
入学式に着るスーツは就職活動で使う黒のスーツ上下が多いと、か?(Oh、Nooo!)
同じ時代を生きた、似たような価値観のなかで学問をする、議論をすることは、教員にとってもエキサイティングではありません。
もちろん、個性豊かな人それぞれが、それぞれの力を発揮できるならいいのだけど!
自分の意見を他者の前で堂々と発表できるならいいのだけど!
ラインやFBでの議論・やり取りに心身疲弊せずに補足ツールとして使えるならいいのだけど!
中学受験から大学の付属校という道が人気らしいですね?
私たち夫婦としては、そういう道はまったく魅力的ではないのですが、じゃあ、なぜ魅力を感じる人が多いのか、競争試験、中学受験、偏差値、学歴、大学で学ぶとは何だろうかと、よく話しています。こうだと決めつけるのではなく、何が社会で親の間で起こっているのか。
大学付属の中高に入学できれば、少なくともその大学に入学できるから良い?でしょうか?
そう「親が」判断して、そのレールを子どもに提示するメリット・デメリットは何だろう?
**学部は++学部より就職が良さそうだから、という考えでの選択はもうあり得ないはず。
仕事という概念が変化し続けていくので、出身大学・学部学科の意味が名前が、どんどん薄れていく、、、
学びは一生、続きます。大学生、10代後半から20代は、モヤモヤも悩みも不安もいっぱいあります。あったあった!!
それを抱えながら本人がどうしたいか、どうするか。
いつも親が(周囲が)何かを先手先手で与えてはいけません。むしろ何もしないくらいの気持ち。あえて見てるだけ(ただし、しっかり観察する)。
答えのある問題(○×で答え合わせをして高得点を狙う問題)ばかりしていたら、いずれ壁にぶち当たり、立ち往生。
親は子どもをよく観察すること。
型にはめたり、他との比較は絶対にしないこと。
一般的な(成功の?)レールは無いとし、敷かないこと。
逆に、いま、この家族密時間だからこそ、親自身の、たくさんの岐路・転機・失敗、晴天あり暴風ありの人生いろいろの波乗りを丸裸にしてたくさん、話してみましょう。よ!
きっと、話しながら、子どもたちに伝えたいポイントが見えてきます。
何だかんだ、人生で大事なことって、何だろうねって子どもたちと話し合ってみましょう。
自分の人生をじーーーっくり振り返る価値はあります。その時間が、いま、あります!ね!
