3人目の子育て(乳児期)でしみじみ気づくことがあります。
フルタイムのバリキャリ30代&母子生活時期には、なかなか余裕がありませんでした...
本来、ニンゲンが求めるもの、必要なもの、大切なもの、はすべて、赤ちゃん期から始まっていることを。
例えば、ミツオ君。
タタタッと調子よく走ったかと思えば前のめりでスッテンコロリ!
痛いとわぁわぁ、泣く。
その時、「カッカー(母さん〜)」と言いながら、泣いています。
「はいーーー」「転んじゃったね、痛かったねー」と近寄ります(①)、
抱きながら、泣き続けている子の涙を優しくふいてあげます(②)、
「どこが痛いの?(ここが痛いね)」と聞きます(共感します)(③)、
「痛い、痛いの、飛んでいけ〜」とオマジナイをかけます^^(④)
とにかく、寄り添い、共感。
生活のあらゆる場面が、この繰り返しで成っています。
喜びも、怒りも、哀しみも、楽しみも。
①〜④、、この繰り返しのなかで、赤ちゃんは(ニンゲンは)「信頼」や「愛」を獲得していくんだなーーと。
ミツオくんは、さらに、「ここ、ここ!」と、自分が転んだ場所(道路や床や)、ぶつかった場所(壁や)を指して、「この場所のせいで、僕は転んだんだよ、痛いんだよー」と訴えます。私が「めっ、めっ!!」とその場所をやっつける素振りをすると、満ち足りた顔になり、ニコニコしています。
何か普通の、当然のことを親としてしているようで、ふと思うのです。
親にも余裕がないと、いちいち出来ないことだなあと。皆が出来ていたら、どんなに愛溢れる社会になっているだろう!!!
赤ちゃんが(他者が)訴えていることに、大人が無反応だったら?無表情に対応したら?声のトーンが怖かったら?
ひとつひとつが、本当に大事です。
赤ちゃん期はもちろん、子どもが大きくなっても、そして大人の世界でも、大切な誰かと向き合う時に忘れたくないこと。寄り添い、共感すること。
寄り添い、共感され、聴いてくれ、見守っていてくれたら、最強。
