12/16(月)の「世界のコンパクトシティ」トークイベントは二子玉川の蔦屋家電2階にて。
19:30スタートの遅い時間にも関わらず、たくさんの方がいらして下さって嬉しかったです、最後の質疑まで盛り上がりました。
メインの谷口先生(筑波大学)が、日本のコンパクトシティの現状や、他の国々のお話を、藤井先生(筑波大学)はトロントのお話をされ、私自身、訪れたことがない国々の話を聞くのは、楽しく勉強になりました。
行ってみたい、見てみたい、行こう、というわくわく感。
もっと自由に動けるにはどうしたらいいかなと思考を巡らせながら。
話を聞けば聞くほど、日本はまだまだ閉じた国だということは、残念ながら、事実。
中長期的なビジョン(政策)に向け、それを具体的にイメージし、行動実践に移すパワーも、世界から見てみると、低い。
ローカル路線は赤字だから廃止するのか、赤字だけど必要だから運営しつつ街全体で黒字にもっていこうとするか。うまくいかない部分を他でカバーして全体的に底上げするという考えはあるよね、という話には深く納得。
(都市)政策は、行政では各課の連携がますます必須、協働作業が求められ、対話を重ね、議論を重ね、合意形成をしていかなければならない。けれども、そのこと自体が「ムズカシイ」という声多々。
前例がないから、慣れていないから、出来ないかもしれない??と言い訳はたくさんあがる、けれども、きっと、私たちには出来るはずだし、そうしたいと思っているし、新しい面白い動きは無いわけではなく。
「人」が、都市をつくっていると実感しました。
多様な価値観の人たち・私たちが、どう対話を重ねていくか。諦めずに。
何かの(自分の)営利追求ではなく、究極は何のための、誰のための都市なのか、、等をも考えながら。地球の、この大地の、自然環境のなかに、ほんのちょっとだけ間借りしている私たちが忘れてはならないことは何か。な。
