関東直撃の台風、深夜の雨風で家がガタガタと揺れていました![]()
九州にいた頃は、台風で家が(窓が)ガタガタする経験は多々ありました。実家は裏手に竹林があって、その竹がびっくりするほどしなるのも、折れるよー!とビクビクしていたけれど。
朝から家の周囲の点検や、キミハルさんは子どもたちが登校する際に一緒にでかけ、通学路のチェック。倒木や諸々の影響があった様子。
さて、その台風直前の猛暑(蒸し暑さ!)の週末。せっかく夫婦ともに仕事のない週末は「どこに行く?
」と子どもたち最優先。
映画、プール、公園、、、いろいろなリクエストの中から、みんなで(特に赤ちゃんが)楽しめる場所に。久しぶりに横浜のズーラシアへ行きました。
週末に子どもたちと密に過ごしていると、子どもたちの成長を実感できる喜ばしい時間だと思うと同時に、親にもかなり負荷がかかってきます
。イライラすることもたくさんあります(苦笑)。我が家は基本的に言いたいことがあるなら言う(話し合う)。が鉄則。なので、本人たちは「わがままを言い、親を困らせている」感は微塵もないのですが(分かっちゃいるけど)クタクタになります。
ズーラシアでは、「暑い、疲れた、おんぶー」と次男坊。
あんなにスポーツマンの次男坊なのに、父さんが一緒だと、肩車におんぶのリクエストはしょちゅう。歩こうとしません。![]()
また「自分が納得しないと」行動しない次男坊。
「宿題があるから宿題をする」お兄ちゃんとは違います。
後でたくさん遊ぶために、今宿題やっておこうね?と言う親としては最高の決まり文句(!)に、反応乏しい彼。もっと彼にささる声がけ必要で、知恵を絞ります。我が家は、三者三様、声かけにバリエーションが必要![]()
次男坊は、毎朝1錠、飲む薬があるのですが、すんなり飲んだ日はありません。副作用として、ちょっと喉がイガイガするのがイヤなんだとか。
本当に、嗚呼、「いつも」大変なのです。。。
サッサとしたらいいのに。サッサとした方がラクなのに。
朝に夕に、手一杯になった時の私は「どうしてあなたは【いつも】すぐ行動しないわけ?」とつい迫ります。夫にも「あのね(次男坊は私に対して)【いっっつも】言うこと効かなくて、毎夕、困ってるのよーー、貴方から何とか言ってーー」と訴えます。
私の言葉の選定に、キミハルさんから(厳しく)指示が下ります。
「えいこさん、あのさあ、【いっつも】【いつも】ってことばを(次男坊に)言っちゃだめ。≪僕は【いっつも言うことを効かない男】≫と刷り込んでどうするの、あなただって、親からそんなに言われたのを嫌だったっていってたじゃない?同じことを繰り返してはダメよ」って。ね。
そうです、私も父親に言われてましたよ、
「お前は、【いつも】親に反抗する」って。![]()
(私)「【いっつも】は反抗してないし!勝手に決めないでくれ!」と心の中で叫んでいたっけ。「反抗しているように見えるなら、そっちにも責任があるんじゃないの?」ってね。(10代の頃)思春期ですな。反抗期ですな。
言葉は音として、肉体(エネルギー)に振動し共鳴、ということを医学系他、いくつか本で読んだことがあります。実は、最近、本棚の奥に眠っていて、ふと、読みたくなって手に取っていた本:(以下、抜粋)
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夜遅くに車に乗っている自分を想像してみてください。
隣には、あなたがひそかに想っている人がいます。
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彼女(もしくは彼)はあなたのほうに身を乗り出し、耳元で何かを囁きます。
その言葉が「愛してる」であるか、「愛していない」であるかで、まったく状況は異なってきます。
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MRIの装置があったなら、その言葉があなたを興奮させるものなのかしょんぼりさせるものなのか、脳の状態を示すでしょう。
しかし、脳自体がこうした状態を作り出したわけでないのは明白です。
それを行ったのは「言葉」です。
言葉は、あなたが心から知りたいと思っていたことをあなたに意識させたのです。
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言葉は耳に入ると空気を振動させ、空気分子は鼓膜を振動させて内耳に信号を送り、大脳皮質の聴覚野に伝わります。
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意識は目に見えない力で、あなたの体の中で最もパワフルな力として作用します。
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言葉を聞いて、意識し、ココロも体も反応するって、そうだ。
だから使う言葉をいちいち気を着けるべし、と、本棚の奥にあったこの本は、私にまた再読を迫ったのだろうーーー
子育ては、人間対人間の、個人と個人の、言葉の響かせ愛(合い)なり。
夫婦でも、友だち同士でも、同じですね。
さあ〜〜
深呼吸、深呼吸。




