タイトルにギョッとしてビックリマーク読みました😎

 

付箋もたくさん...になりました。ひらめき電球

 

 

そう、確かにこれは事実。夫婦の関係を見て子は育つ。合点。事実です。

 

親=初めて目にする大人で、毎日顔を合わせて、同じものを食べて、言葉のシャワーを浴びて、言動行動を見てーー、、、適切に私(子ども)を教え、育み、導いてくれる(だろう)一番身近な、この人=親。

 

親の思考(パターン)がオソロシイくらい子の思考になります。

例えば、コップの水の無い部分にばかり目がいく親は、子どももコップの水の無い部分に注目します。逆も然り。そりゃそうです...

 

 

私見とはいえ、そう違わないのではと思うのが、職業選択。

起業している(自営)親と、起業する子(起業が想定内)。

公務員の親と、公務員を希望する子。

あるいは働き方で、「安定」という親と、「安定」を優先する子。

「大企業(名前)」を重視する親と、「大企業」を目指す子。

公務員の「安定」と民間企業の「安定」がリンクしているケースはしばしば見ます。「安定」という価値観で職業選択をする点で類似。「安定」が何をもって「安定」かも、ひとそれぞれ、パターンがあります。

 

良し悪しではなくて、そういう親元での「環境」が子の意識に長年、働きかけ、職業選択の優先順位上位にあがってくる。あります。

現役大学生と接していると親の影響が大きいなぁ!ととても感じます。ある意味では、親子関係が良好で、親のアドバイスやコメントをリスペクトし、判断基準にしている状態かとも思います。

 

 

 

ところで、上記の本、著者は臨床心理士でカウンセラーの立場から、様々な方と向き合ってこられた「実話」から、鋭く、時に厳しく言い放ちます。そうそう!と思うことが多々ありました。

 

ーー以下、抜粋

 

・幸せな夫婦を両親に持った子どもは幸せです。何より母親が幸せなのが最高です。

・子どもがどうであれ、自分が満たされている母親は子どもを期待で縛らないでしょう。

夫への愚痴は自分で処理するか、友人に吐き出すかしましょう。それを子どもにたれ流すのは猛毒のダイオキシンのように有害です。

夫婦の線が弱く、母と子の線が強い家庭ほど、問題が起きやすいのです。だから「子どもより夫が大事」と大きな声で言いたいと思います。

極論すれば、夫婦関係さえ維持されていれば、親子の関係はどうにでもなっていくのです。夫婦が人と人として会話し、情緒を通わせているかどうか。男女が愛し合うことができることを、子どもに示しているかどうかが何より大切なのです。

・家族は正しいか正しくないかという軸ではなく、もっと別の軸で動かなくてはいけないと思います。

親自身が幸せになろう。

 

ーー

 

親子関係は夫婦関係のこととイコール。子どもは夫婦関係(親)を見て育つ。

夫婦関係は巡り巡れば、自分(=鏡として写し出されている配偶者)のこと。

そう思えば、「家族」のことを考えながら、自分のことを考えていることに辿り着くし、この家族(チーム)が、うまくいくもいかないも、自分自身のもつ課題が表面化している...だけ...

 

 

あまり家族のことを語らない私たちの社会、プライバシーの問題、プライベートな事柄、、なのだけど、家族って本当に複雑にいろいろ。

 

これからの社会、もっと、都市(地域)の日常に、「家族」を解き放つような、受け入れるような、そんな「哲学」が必要〜ぢゃ〜〜ないかな~~と考えるのです。

(うまく、文字に出来るといいのだけど!)

 

もちろん「家族」と便宜上書いてますが、男女の性から生まれた血縁の子による構成、とは微塵も思っておりません。さらには、夫婦同姓であるべきとか、戸籍がどうだ、、等、それは、個人が自由に各自の責任のもと選別するだけのこと、だと。

 

世界中を見渡しながら、自由な家族を描きたい!