「家族」のことを扱う本の執筆出版について、コーチとブレストしていました。
研究者として、都市政策(地域生活、住民自治、住民参加、住空間整備...)の関心に至った背景に、私の育ちの「家族」が良くも悪くも影響しています。
とにかく、平和に、穏やかに、皆が信頼し合い助け合う生活がしたい。
個人が尊重され、大切にされ、自己肯定感高く生活したい。
それって可能なの!?、という疑問から。
物心ついた頃からずっと考えていたことです。
育ちの家族や周囲の環境を見渡しても、どうしてもどこか窮屈。
時代背景、土地柄等もあるかも?、私の周りでは家族は窮屈だと言う人がとても多かったです。
家族って、面倒だーー、
子どもって、不自由だーー、
そのマグマが良い意味で燃え続けてきたために、現家族=チームでは、私自身も努力し、たくさんの試行錯誤&実践をしています。
と、先日、
大学院生の頃、家庭教師をしていたM君から久々にメールが届きました。
中2ー3の受験が終わるまでの時期を一緒に過ごしたので、とても想い出深い彼。
何より彼自身がとても人懐っこくて、さらにマニアック(電車マニアでした!)でオモシロ楽しく、家庭教師時期が終わっても、いろいろな人生相談や恋愛相談を受けたりも。
もう何と、春には33歳になると言うじゃありませんか!
改めて聞いて卒倒しそうになりましたが
、そろそろ結婚でもするかな?と聞いたところ、
「僕は自由でいたいんで、結婚したくないです![]()
」 と。
結婚すると不自由である
家族をもつと不自由になる
という考えを、そっかそっかなるほどね。と受け止めました。
彼のこのメールの一文について、ずっと考えています。
結婚しても、あなたと私は別の人(格)よ?
結婚して、嫌でも映し出される自分発見の日々。
お気楽なパートナー関係はぬるーいお風呂に浸かってるみたい。結局、身体は冷えて風邪をひいてしまうんじゃない?
自分の凹をフォローしてくれる凸がいるチームをつくるのも悪くないよ。
所詮は小さな私の生活世界、例えば子どもを育てるならば世界は何倍、何十倍にも広がっていくし、自分の育ち直しと同意かも・・・
などなど。
家族しても、自由だ。
責任の伴う自由こそが真の自由だ。
どこまでも自由に生きる。私の心根にあり決してブレませんよ、結婚しても家族をしても。いま、とても自由です。
みなさんは、どうですか。
