「一切なりゆき〜樹木希林のことば〜」を読みました。

 

 

テレビの中の樹木希林さんしか存じ上げませんでしたが、なるほど、本当に個性的、個性とはこういうことか!とも思いました。


たくさんあることばから、2つをシェアします:

 


『いい顔したおじいさんってのは多いけど、いい顔したおばあさんってのが少ないんですね。—略— 女が徳のある、いいシワの顔相になるためには、本当にとことん自分のエネルギーを使い果たさないと。』

 

『ゆくゆくは子供と一緒に住みます。面倒はみませんけど、面倒はみてもらいます。自分のために一人のほうがむしろ気楽なんですよ。でも、うちの娘なり、婿なり、その子供たちが、私の死に際を実感として感じられる。ずっと離れて暮らしていると、あまり感じられないのですね。「人は死ぬ」と実感できれば、しっかり生きられると思う。終了するまでに美しくなりたい、という理想はあるのですよ。ある種の執着を一切捨てた中で、地上にすぽーんといて、肩の力がすっと抜けて。存在そのものが、人が見た時にはっと息を飲むような人間になりたい。形に出てくるものではなくて、心の器量ね。』



自分のエネルギーを、何にどう使うか、

どこに目を向けるか、

その積み重ねが私になっていくー


存在そのものがはっとするほど美しい、ゴールはそんな80歳、むむむ。

1月は1つ年を重ねる月です。


赤ちゃんと添い寝しながら、どんな中年期〜おばあちゃんになりたいかなと、考えています😆。むむむ。