4月から兼任講師でお世話になる大学のシラバス提出締切があり、晩秋あたりから頭に描いていたことの入力作業をしていました。
他の先生方の講義のシラバスを見たり、私自身の過去のシラバスや講義内容を見返しながら、どんな学生さんたちだろうかー、どんな講義にしようかーと考え、とてもワクワクする作業。
私見では、大学の偏差値にまったく関わらず、学生(ひと)の「伸び」を左右するのは出会う周囲の人間、環境、経験次第。
大学で言うと教員は重要人物(笑)
研究室の「ゼミ」に所属して、いよいよ専門性を深める頃、仲間たちや教員との関係が濃くなる3年生後期あたりから、学生の「伸び」がグーーンとなるや否や、、、指導教官の力量も試されます。
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書きながら自分にプレッシャーをかけているようでかなりドキドキします。ね。
教育現場(広義には子育ても!)は、そのヒトがもつ意欲、眠っている力・良さ・長所を引き出す作業の積み重ね、です。本人すら気づいていない何層も下に眠っている「何か」を引き出すには?どうしたらいいの?
思考の癖があります。
無意識の、思い込み、があります。
つい、手取り足取り指示指導したくもなります?
漠然としたゴールで進んでないか?
具体的に考えている?
自分事として考え行動できるレベルになっている?
ゴールと思っているようで実は「真のゴール」があることも多々。
考え続けなくてはなりません。
教育は、これまでも今も、一人ひとりに向き合おうとしてきただろうけれども(私の育ってきた環境では、そうはいえ、結構、体裁ばかりだったように、感じますが...)、いよいよ、ますます一人ひとりが大事な時代になったなーと!
教育って何だろう?と考え続けています。

