秋の運動会シーズン。

台風も発生していましたが、東京の10/7日曜日は快晴でした。

30℃を超える暑さ!

 

次男坊の運動会は、スポーツ幼児園だけあって運動量が半端ありません!

2年前の運動会の記事では、年少・小1だったふたりのまだ幼い横顔が。

 

リレーも予選と決勝戦があり、正式タイムで競います。

負けたくない!という気持ちを小さな頃に味わうのはとても大切。

リレーでは互いに助け合うことも学びます、走るのが不得意なメンバーに声掛けしたり、互いにカバーし合ったり。6歳にもなれば確実にその意味を理解しています。

本当にどの子も一生懸命で、運動会ってホント良いアップ

真剣な眼差し、嬉しい悔しい表情変化、はじける笑顔…

 

運動会は一番好きな学校行事だったので、いろいろ蘇ります。

6歳の幼稚園児の私が、いま、ここにいるかのようで、幼い記憶のページをめくります。はっきりと思い出せる、一列に並んだかけっこのあのドキドキ感。絶対勝つ!と自分に誓ったあの瞬間。隣を走る、小柄で俊足のシホコちゃんには絶対に負けたくないと、スタートダッシュに誓ったあの瞬間を。

 

 

運動は何でも得意な次男坊も、とはいえ、「一番」はどうしたって難しい。

すでに頭一つ大きい子も、肉付きもたくましい子もたくさんいます。もう何月生まれだからどうだ、というハンデはありません。

 

驚く速さで走り抜ける子どもたちの中には、タイムでいうと小学3年生より速い子もいます!上には上が、わんさかいるのです!DASH!

 

今まで、比較的上位だった次男坊も、踏ん張りどき。なかなか上位に食い込めないことが多いようで、幼児園からの帰宅時の表情も浮かない時がありました。

 

 

リレー前後の彼の表情は、インスタの写真通り。インスタ2枚めのお昼ご飯時も、午後からの競技、リレーに表情の端々に緊張の香り漂います。 黄色い花インスタグラム

スターターとアンカーの二役の責務を背負って...

 

 

結果は...ダメでした...

チームのリレーは、何と一番最後でバトンを渡すことにあせる 挽回、叶わず、ビリでアンカーを。

 

 

帰宅後、落ち着いてから聞きました、「運動会終わって、どんな気持ち?」。

しばらく真剣な顔で考えていました。

彼の言葉をじっと待ちました。

うーん、うーんと言い、グルグル考えていました。

(その様子だけでも、いつもと全く違います...)

 

 

「あのね、何て言っていいか、僕にもよく分からない」

 

 

 

「アンカーで、ビリでバトンをもらっても一人は抜いてやるって顔、母さんは忘れない」と伝えました。(実際、ギリギリ最後で一人抜いてゴールしました)

 

 

リレーの場面を、この出来事を、彼がいつか再編集する時がくると思います。

この心の葛藤も、言葉にならない思いもすべて、一生の宝物だと、思えます。