共働きサバイバル!
こんなタイトルの特集が毎年続くような国って他にどのくらいあるだろう?
 
フランスの人類学者・歴史学者のエマニュエル・トッド氏が紙面へのインタビューで言っていました:
「(インタビューのテーマである人口動態について)日本人には何も行動しないまま議論し続ける能力がある」と。
 
深い...
何と、
恥ずかしいやら...
 
私が居たデンマークは、70年代は女性は専業主婦が普通だった、のに、ご存知の通り、世界一の女性の社会進出。高い幸福度。透明性高い政治。高い政治参加や投票率。税金の使い方を見張る市民、賢い市民を生み出す国。です。
 
デンマーク他、北欧各国の様々な取り組みを視察に訪れる政治家や諸団体を受け入れている方々から、私が居た当時も、近年も、
日本からたくさん視察が来るのだけど、みんな同じような質問をする。」と言われたことがあります。何年、何十年たっても、変われない部分あり。
 
しみじみ、何を学び、どう行動するか、が大事。
 
 
さて、雑誌↑
雑誌表紙の右上に小さく、遠慮がちに書かれている
「ママが働き続けるための基礎知識」
 
人生が80年以上、100年とさえ言われる時代に、もはや、働き続けなくてもいいんじゃない????というのが今の考え。もちろん男性も。
(厳密には、会社(組織)に勤めていなくとも、家庭で地域で学校、様々で働いているのです〜傍をラクにしている〜)
 
(病欠以外)休むことなく働くってスゴイこと。相当なプレッシャー。休めないという呪縛。
 
もちろん、仕事は(生活するために)当然すべきことではあります。
収入が自分ひとりだけのためではなく、家族のためでもあるならなおさら。家庭に収入源が1つしかないなら、とても危ういわけで、共働きは危機管理のためにも正解。
 
だから、共働き(カップル双方に働く意思がある)で一番大事なことは、お互いの仕事のやり方、仕事への注力の強弱について、折々で話すこと。です。
 
ガンガン仕事に集中したい、した方がいい時期もあるし、仕事より育児や介護を優先することもある、必要な転職や転勤も、確かにあります。また、予測難しい人生の様々な転機にも対応するためには(突然、パートナーが倒れることもある!本当に!)、学び続けること(そして行動)...とにかくレールは1つじゃない!
 
私には何が出来る?何が好き?かを、もっと、真剣に戦略的に深め、変化を恐れない。そして何歳からでもスタートを。一方のパートナーはどう考えているか、な?
 
夫婦は、家庭のリアルな収入と支出の話しもしなければなりません。
身の丈にあった生活。何にお金を使うのかの価値観はズレがある場合があり、すり合わせが必要。
 
ね、本当に、
夫婦、家族で、いっぱい、いーーーっぱい話すことがありますよ。
忙しくて話す時間がないのは、時間を作っていないせい?
相手が話しを聞いてくれないのは、聞き方、話し方が悪いこともある?
質問のバリエーションが少ない?すぐ感情的になってしまう?
 
目の前のパートナー、目の前の子どもたちとコトバのキャッチボールを、楽しもう。
失敗しても、うまくいなかくても、やり続ける。
 
発することを諦めないで。
 
そういえば、夫婦の出会いも、家族の日常もtalk talk talk!