産後にボチボチ読みたいなあと思って買っていた本。
書籍「家族シアター」(辻村深月著、講談社文庫、2018年)
考えさせられ、時に泣けてきて、とても興味深く、読了。
家族だからといって、仲が良い・上手くいくとは限らないし(うん、絶対、これはない!)、子どもは親を選べないし、親だって子どもを選べず、どうもこうも、この家族という舞台で繰り広げられるストーリーは一筋縄ではいきません...
模範解答もなければ、マニュアルもない........
私自身は、家族=血縁。という考えに反対。
いろいろなカタチがあると心底思っているし、血縁に縛られて苦しんでいるひとがいることも知っているから。結局は、個別の個人の問題。個人個人が、誰とどういう関係をもち、生きるかということ・なんじゃないかなあぁぁと思っています。
それでもなお、書籍を読み終える頃には、愛憎からむ、右往左往上手くいかない関係の中ににじむ「家族の愛」に、シンミリ浸りました。
いろいろあるからいいんだなー、きっと。
いろいろある渦中は、大変で仕方ないんだけど!も!
我が家の次なる新メンバーは、どんな風をもたらしてくれるかな~![]()
