何度読み返しても、心に深く入ってくることばばかりです。

出産前に、しみじみ、読みましたクローバー

 

佐々木正美著「子どもの心の育てかた」(河出書房親書、2016年)

 

目次より(抜粋):

 

教育も建築物も、一番大切なのは土台です。そして、一番やり直しがしにくい部分です。

 

「叱られてもすぐに忘れる」「失敗しても同じことを繰り返す」これは、幼児期の子どもの大きな長所です。

 

「なんでもひとりでできるようになること」が自立ではありません。他人との調和のなかで主体性を発揮して暮らしていくことが本当の自立です。

 

競争心、協調性、このふたつを健全に育てるには、たくさん友だちを家によび、友だちの家にもたくさん遊びに行くことです。

 

長所をできるだけたくさん指摘してあげてください。短所や欠点はそのあとからほんのちょっぴりだけでいいのです。

 

子どもは、親の社会性を見て、自らの社会性を身につけます。家庭が孤立せず「社会化」することはとても大切です。

 

自分の子どもだけがうまく育つ、などということはあり得ません。周囲の仲間とともに、互いに育ち合うものだからです。

 

お互いが深く依存し合える夫婦であるならば、別居婚でも、子どもがなくとも、同性でも、それは健康な関係です。

 

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最近はハラスメント他、様々なびっくりニュースがあまりにも多く、一流と呼ばれる大人、社会的地位の高い人、皆に見られている立場の人が到底することではない出来事、事件もたくさんあって、何なんだ...と思うほど。悲。

もちろん、どんな立場であろうと、誠実に生きたい。。。

 

そんな情報も含めて子どもたちにも伝わります。ね。

子どもたちが育っている環境はどんどん変化しているし、昔も今もどっちがいいも悪いもないのだけど、だからこそ、大人(親)が試されている!