家族をもち子育てをするなかでは、自分の幼少期と重ね、見ることがあります。
家族って何だろう。
この子らにとって私たち親が、
「絶対的に信用できる、守ってくれる、帰る居場所」と思えること。
そう思えるような、育み、関係性ができているか、否か。
家族・チームづくりのポイントはこれ。のみ。
私自身、「あなたは、何でも自分でササっとするから、ぜんぜん手がかからなかったー」と母からよく言われていた一方、「態度、言動が悪くて、きょうだいのなかでお前が一番ダメだ」とは父から始終。3人きょうだいの中で、とにかく私がよく怒られていた!トホホ。
事後、父はネガティブなことを私に言ったことなぞ200%忘れていて(!)、「そんなことは言っとらんぞ」と真顔で言っていた生前。なんとまあ。
子どもは本当にびっくりするくらい親・大人を見ています。記憶しています。
感情をうまく表現しづらいと感じ始めたころ=家の中が少しずつ窮屈に思い出したころ。小学4年生以降あたり。です。
ケガをしたら、風邪をひいたら、「ちゃんと注意しないからだ。何と不注意なんだ。」とまず第一声(by父)。体調が悪いこと、自分のちょっとした悩み等を、(父)親に素直に言うことは、あまり、ありませんでした。
今なら分かるのですが、200%私のことが心配だったゆえ。かわいさゆえ。他の表現方法を知らないゆえ。なんだけど! 表現方法って難しい!?
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だから、我が次男坊(6歳)が、わがままを言いたい放題、自己主張をとことんしながらも、それが通らない時、「この、くそババア〜〜!」「どっか行けーー!」などと言い放つと、ヨシヨシ!と思うのです。よ
それくらい言わなくちゃー。
優しくお母ちゃん想いの長男(小3)が、私に正面から文句を吐き出し、トコトンまで主張し続ける時は、成長してるなーと思います。
最高に優しく、でも、最高に怖い父さんに向かって、次男坊、
「おい、そこのメガネ!トイレに行くぞ!」と(一人でトイレに行けないから
)着いて来て欲しい時の決めゼリフがこれ、なんとデカい態度!
...苦笑...はいはい...
子育ては家庭それぞれあり、しつけ具合も、本当に様々、ありますね。
家庭の中で許されることと、社会生活における言動、態度で許されないこと等の線引きを、親大人が意識して伝えているか?凛とした態度で。
また、子どもばかりでなく私たち大人も、もっと、誰かに素直に表現し、時に甘えてもいいよなーと思える場面も多々あります。友人知人からの様々な相談、ちょっとしたお喋りのなかのフレーズにとても感じます。
弱音をはき、我慢し過ぎず、メンタルコントロールすること、とても大事です。
「感情」に目を向ける。自分の感情、気持ちに正直にあること。
(時には、子どもに正直に弱音を。かなり真剣に聞いてくれます。)
私たち夫婦も出会った初回からまさに「感情共有」みたいでした![]()
(11.30ブログ:事実・出来事以上に「感情」に着目)
そんな普通の日常の、普通の家族の右往左往。
日常を切り取った時、そこで何を感じているの家族社会実験![]()
「普通」とは「普通じゃなく、多様」であることも強調しなければ。ですね。
みんな違って、みんないい。
