朝日新聞で家族をテーマに記事が続いていて、とても興味深く読んでいます。
先日は、親子の「絆」に息苦しさというテーマで、毒親について。
キャリアコンサルタントの勉強で、カウンセリング理論、キャリアの理論を学ぶなかで、子ども/自分自身の育ちそのものに、家族や親の影響は少なからずあることに気づかされます。良い意味でも悪い意味でも影響大。
確かに、自分に一番近しい人、信頼を寄せようとする人が、自分に日々どういう声かけをしてくれるか、何を提示し、何を許し、また禁止したか。プラス、どんな表情で?どんな声色で?どんな後ろ姿で?を含めて。
幼い子どもたちは一層、あらゆるアンテナで感じ、吸収し、時に反発もし、自分で判断していくのだと思います。私もそうだった...幼心を侮るなかれ。子どもは本当によく見ていますよ~大人のことを、貴方のことを。
その、とても大事なプロセスに、「親だけ」しか関与しないのは怖いこと、と記事を読んで思いました。ぎゃくに、子どもにべったりになってしまった毒親自身も、小さな小さな世界に閉じ込められてきた何かの被害者かも。
「自分(の世界)」をもつことが大事。
「自分自身を自分の冷静な目で見ることができる」必要もある。
自分の好きなこと、楽しいと思えること、不得意なこと、苦手なこと、自分自身を客観視できれば、「ああ、この目の前の子ども(ひと)だって、しょせんは他人」と思えます。そうしたら、ラク。
その目の前の子(人)を尊重し、「貴方と私は別です」、と言えるなら幸せだなと思います。
息子たちがどんどん成長し、いろいろなことが出来るようになること自体、とても嬉しく、新しいことに挑戦し、いろいろな人と接し、自分で自分の枠を決めずに羽ばたいてね、と思う今日この頃。
赤ちゃんの頃の、乳幼児期のアルバムを開くと、「うわ!小ちゃ!」と思い、それはそれで可愛く愛おしいもの。たくさんの想い出が頭をよぎるけれど、もうとっくに過ぎたこと。今が大事。先はもっと楽しみ。そんな気持ち。
少年、青年になって、たまーに、「お母ちゃん、カフェ待ち合わせねー」と、たわいもないお喋りができたら、嬉しいなあ。
貴方は貴方。私は私。です☆^^/

