私は兄と弟、親族にもオトコ従兄弟が多く、

夫は兄ふたりの三男坊。

我が子は二男児、三番目は(も)男児の予定^^;

これだけ男子に囲まれていながらにして、ようやく子育てを通して、「女子と男子はこうも違うか」と気づいています、、、「別の生き物」。。。

良くも悪くも「違う」。本当に違う、、、

【男女平等社会に】というフレーズに違和感を感じるほど。それぞれに性別で(個性含め)特徴があり、それは無意識、意識のなかで形成されている、というのか...

 

女児はよくしゃべりますね。

電車で観察していると、幼児・小学生の女の子は「ちゃんと」しゃべっています。

お母さんなのかお父さんの真似なのか、口調も大人びていたりして、びっくりします。我が家に女の子が遊びに来ると、特に元気な女の子は、まとまりなく遊ぶ男児を仕切る~仕切る~(笑)。ミニお母さんです。

 

男児は女児ほどお喋りではなく、我が子に至っては「聞かないと喋らない」。

いや、うるさいほどに騒ぐしワイワイするのですが、何というか、8歳と5歳レベルでは、ちゃんと起承転結になっておらず、主語が抜けるし、突然話しが飛ぶ(汗)。

 

小学校の絵日記や作文の展示を見ると、女児の文字の綺麗さ、まとまりの良さには感心します!

それもそのはず、PISA学習到達度調査(世界72カ国、2015年度版)によると、読解力は、調査参加国すべてにおいて「女子が高い」

 

 

大学教員をしていると、論文、レポートのクオリティは(手書きの場合の文字の丁寧さも含むと)女子学生は圧倒的に高い。パソコン、スマホがどんどん普及するにつれ、本を読まない、”まったく”読まない学生もたくさんいます。驚き。

情報は手早く気軽に簡潔に知るが大事、というのかな?

 

一方、環境のなかで本が身近にあった人は、やっぱり文字(表現力)に強いという印象。これからの時代、ますます「ことば」が重要だろうと思います。

生きていくなかで必須は、言語、コトバ、表現力、語彙力、語彙数ではないかと。きっと、母国語の確かな思考基盤のうえに、外国語の習得(向上)があるのだろうと、経験からも察します。

 

赤ちゃん・幼児教育、業界はすごいですね。

我が家では、「絵本」を親子で読む時間を最優先しています。長崎市の童話館からの配本を中心に、これまでに300冊近くを手にしました。

本屋に行き、児童書のコーナーで絵本を選び買うのはやっぱり難しい...そこはプロの目を通した配本に委ねて。大人にも新しい世界が広がります!

本当に国内外の絵本は素晴らしい、、、絵のタッチもそれぞれ美しいです。

 

我が家の男児、特に8歳長男。

「今を生きる」ひとなので、学校で何があって、こうで、ああで、それで●●君がね、先生がね、、など全然(!)自ら話しません。帰宅したら「目の前のこと」に一生懸命。「今日、どうだった?何かあった?」と聞くと、「うううんんん、楽しかった」のレベル。

 

救い(?)は、絵本、本は大好きで、ストーリーのなかで、例えば、「●●は悲しくて涙が溢れてきました」と表現があった時、「どうして泣いちゃったのかな?」と聞くとストーリーから「●●だから!」と文脈を理解して答えます。以前は聞いても「えーわかんない」みたいな返答が多かったのも、2年生になると、かなり深い部分まで読み取れるようになったなあと感じます。読んだことのある本だと「これはどんな本だったっけ?」と聞くと、簡潔にまとめて話せるようにも。

約300冊の絵本の題名や表紙を見ると、これはこんな話だったね、と覚えていたり、絵のタッチで見たことがあれば「●●」を描いたひとの本かな?と言ったりもします。絵本の力!を感じます。

 

いよいよ三学期。

母さんとしては、もうちょっと学校の話しをストーリー仕立てで話してほしいんですが!ね! 男児、今を生きる~過去を振り返らない~のタイプ、どう変化していくか。笑

 

産まれた時から、寝る前は「絵本」と決まっています^^

「もう自分で読みなさい」とは言いません。「読んで読んで」と言う、その気持ちを大事に受け止めます。

小さい頃は、短いものが多いので毎晩3冊でした、今はだいたい1冊です。

何度も同じ本を読んでも、何回もいろいろな気づきがあります^^