昨夜は母子3人でお風呂に入りながら、【今年のベスト3】の言い合いっこをしました。次男は「"今年"って何?」というところから始まり長男が説明^^。

 

ついつい、ごくごく最近のことを話しがちな次男坊に、春、夏頃の想い出も出し合いながら。ふたりが大声で出したのは、「ハワイ島でいーーっぱい泳いだこと!」。特に体育会系の次男坊にとって【ハワイ=プール】はこの上ない至福。

 

外国の人の身体はでっかいねとか、胸毛や背中にも毛がいっぱいのおじさんがいたねとか、グァバジュースをたくさん飲んだ、とかとか。

熊本とも東京とも違う、いつも見かける人とも様子が違うし、食べ物も味も違う。

まだまだ知らない世界がたくさんあるということをたくさん経験してもらいたいと心底思う夜でした。

 

*お祖母ちゃんからの地球儀プレゼントはハイテク(タッチペンでのクイズ付き)

 

 

今の自分の目の前の環境(人)がすべてではない、嫌なら、合わなければ逃げたっていいよ、合う場所を探そう?と子どもたちには伝えたいです。心身疲弊してまで何を我慢しているの、我慢しなくていい、そしてそれは【ワガママ】とは違う...と、しっかり説明できる大人でありたいです。

 

自分は自分、他人は他人の真意を

 

デンマークの本をしみじみめくりながら考えています。

以下、下記本より:

 

デンマークに中学2年生まで五教科テスト、成績表ありません。

デンマークの教育の基本は:

 

(デンマークでは)少年期に十分な自尊心・自己肯定意識を育み、自己と他者の差異を受け入れたうえで他者を尊重する教育にある。他者の個性を尊重し、他者に寛容であることは、逆に自分も他者により認められることを意味する。

(自分を十分に認められた経験がなければ他者を認められず、寛容にもなれず、自己主張(わがまま)の態度へ)

 

国家や社会が個人に価値観を示すだけではなく、個人が自ら「自分はこう生きる」といえる個人を育むよう、(日本は)教育が見直される必要がある。

 

(デンマークは)「社会が君たちを求めているのだから、早く独立して社会に出て欲しい」という教育をしている。

 
 

長男の通知表(あゆみ)の担任の先生からの記載が、今までは「友だちと協力し合うことができます」とか「しっかり集中して取り組んでいます」という(一般的な)記載だったのが、この2年生の2学期、一歩踏み込んだ長男の様子(性格)を踏まえての記載だったので、「お、変化してきたな」と感じました。

 

いかにも長男らしい、彼の良さを、エピソードとともに記載あり、嬉しく読みました。ああ、個性だ、この個性こそ、彼の宝だとも感じました。

そしてこの書かれた(先生が感じている)「個性」は、今後、周囲の持っていき方によっては、良くも悪くもどうにでもなる、ここに個性の(子どもの成長の)分岐点があるのではないかとも想像しました。

 

だって!

先日遊びに来てくれた子どもたち、我が子含めて総勢14人は、もちろん個性豊か。一人っ子だから大人しい?と観察するも個人差あり、大柄/小柄君によって何か違いがあるかなと思ってもそうではなく、きょうだい人数/構成によって何か言動行動に差があるかなと思えどそうでもなく、、、

いや、厳密には、そういうことをひっくるめて、身近な親御さんの言動態度などを全部含めて、その子の個性が作られているんだなあと(みんな違ってみんないい)。

 

この無邪気な個性豊かな8歳が、そのうち、何か綺麗な枠に収められていき、静かに整列されることを命じられ、順位別に並べ替えられ、「自分はここ(この程度)」なんて間違っても思わないで。

均一な18歳にはならないでと、願うばかり。