2016年1月に前職を退職すると決意した(できた)時期が遅かったため、4月の東京移動に際して、次男坊(当時、4月から年少組にあたる年齢)の通う園がまったく見つかりませんでした。
「幼稚園」にさえ空きがなく、すべて撃沈。
公立幼稚園が「年中組」からのため、年少組のニーズの高さに比して人数枠が小さいということに気づき、びっくり。働くお母さんも延長保育がある幼稚園に入れる場合は多々あるとのことで、さらに激戦。幼稚園は10月頃に申込締切。
熊本の保育園で心身鍛えられ、エネルギーの塊と化した次男坊を、毎日公園に連れていく日々になるのか~と恐ろしくもあり諦めかけた時、東京都認可の幼児園があることをたまたま発見。家からも遠くないことが分かり速攻。
なんと1人空きが出ていて、奇跡でした。即決。
スポーツに特化したとても人気の幼児園とは後々知りました。
選択肢なし。「通える園がここしかなかった」とは言え、運動神経抜群の次男坊にはベストで、本当に有難い偶然...
今回、3児目の妊娠を機に区の保育園事情を偵察!(またバリバリ働きますよ~☆)
区役所支所に妊婦相談(出産前に区の子育て支援を聞きに行く制度)がてら「保育園事情」の聞きこみ^^
全国でも待機児童ワーストレベルの区のため、新設の保育園建設があることなど、様々に工夫している旨を職員さんから聞きつつ、「まだまだ厳しいです」とのこと。
色々な話しのなかで、ふと、気になった点:
①「(私の出産が)4月なので入園がしやすい」
②「入園希望多数からの調整の優先順位付けに際し、世帯収入が高いと不利」
(あくまでその職員さんの説明として)
保育の利用基準は多様で、資料を読みこなすのも精一杯。文言も分かりにくい箇所多々
あり、この理解プロセスを「保活」と言うのかなとも思いつつ!~
①4月生まれの話しは、周りに「4月出産」と言うと「それはよかったね~(だって保育園が...)」とママさん友だちが口々に...(最初は??と思っていましたが)そういえば、保育園に入りやすくなるために出産を4月になるように調整、妊活をしている友人たちが確かにいました。実際はなかなか予定通りにいかず...
②の保育園事情(待機児童問題)は、
一番は、外勤内勤に関わらず、週5日以上40時間以上の就労を常態としている方が優先的。拘束時間が長く忙しいお母さん(家族)が優先なのはもちろん合点。ただ、お母さんの忙しさ就労事情はそこまで変わらないため、職員さんは繰り返し「世帯の収入が高い方は不利の傾向が」と仰いました。
専門知識を習得し、それに見合う収入を得ているお母さん(収入が高い女性の職業としては、医師、弁護士、大学教員、パイロット、、等の一般データ)には、同様に、収入の高い配偶者のケースが想定され(似た学歴同士の結婚が多いことから)、世帯の収入は必然的に高め。何も医師、弁護士に限らずも、収入が夫婦で高めという傾向は、データ数は限られますが、私が実施した研究調査でも見られました。
(高齢出産も多いため)年代的に役職、管理職等で給与が高くなる時期であることも想像すると、きっと業務は忙しいに違いない、保育必須のうえ延長保育のニーズもあるだろう,,, でも収入が高いことは不利か...
世帯収入が低い個人/家庭事情を、各種支援、制度でフォローすること、優先的に支援することに全く異論なし。
ふと思い起こすのは、ある程度の収入があっても、その毎月の給与ほとんどが、保育料(認可外等)、ベビーシッター、各種サポート費用になっているお母さんたちのこと。(そんな状況下で、二人目、三人目を産みたいと思うかなぁ、、)
収入が低くても大変、高くても悩ましい
何のために働いているのだろう??
自分の給与が、保育/子育て費にすっかり変わってしまう社会って??
とにかく、
「いろいろ考えて」出産、育児をしなければならない国。そのレベル!
先は長い~、、、
都内生活の良さは、マイカーを手放した我が家に「交通不便」がまったくないこと。電車バスの利便性高。また公園があちこちにあり、しかも、たーくさんの子どもたちが遊んでいます。公園って子どもたちが元気に遊ぶ場所だった、こんなに賑やだったんだと変な再確認をしてしまうほど。パパさんが子どもたちと遊ぶ姿もよく見かけます!
