40代のワーキングウーマン、ワーキングマザー友達と、しみじみ、20-30代を振り返りながらメールやり取りをしたり、お喋りすることが多い最近です。
学業に趣味に仕事にと邁進の20代。若いだけで花丸。たくさん失敗してたくさん恥をかいてなんぼ、無かったことにしたい出来事さえキラキラした輝きに変化していくから不思議!30代になると、本当にいろいろなことを考え出す時期。
キャリアコンサルタントの勉強をしていて、出合った理論に、ナンシー・シュロスバーグの『人生上の転機(トランジション)』があります。
出来事そのものではなく、それをどう受け止めるか、それにどう対処していくかが重要で、個人が転機のどの位置にいるかを見極めることも大切と。
転機には3種類:
①予期していた転機(出来事)
②予期していなかった転機(出来事)
③期待していたものが起こらなかった転機(ノンイベント)
①は例えば、進級進学、入学、卒業、一人暮らし、就職、結婚など。
②は例えば、病気、事故、失業、離婚など。
③は、絶対に合格するだろうと自信もあった学校や就職先が叶わなかったとか、この人と結婚するはずだったのに土壇場になってキャンセルになったとか、、でしょうか。③の場合は、特に、受け止めていくのには時間と体力、気力が必要。その人にとっての出来事の大きさによっては、②もそんな側面があるでしょうね。
キャリコンの授業で、先生が「妊娠出産」の転機の事例をよく出されました。
妊娠出産は、①、②、③のどれにも当てはまると思いました。私自身の出来事と重ね合わせて、それが明らかに男性と違って女性特有の「転機」であることを再確認しています。
付き合っている人や配偶者との間に「予期せぬ妊娠」が分かった場合(②)や、きっと子どもを授かるに違いないと心底願うのに、どうしても授からない、それは、第一子の場合もあれば、第二子を授からない場合(③)も。
周囲に本当にたくさんいます。
「妊娠出産は、頭で想像するより遥かに奇跡的な出来事」とは友人の間で共通です。
お腹に十月十日いて、オギャアと産声を上げるまで何が起こるか分からない「爆弾」を抱えるような日々。産んだ後の様々なハプニング、イベントは言わずもがな...
妊娠出産は、女性には何とも悔しいかな「年齢(リミット)」があることは事実なだけに、覚悟のような悟りのようなものを迫られる。
子ども0から1となる心身のハードル、1から2への諸事情配慮・体調調整、2から3(3人以上)は違う次元の葛藤(経験友人談)。
「だいたい、子育てって何だろうね!?」
どうだった?どう思う?どうすればいいのかな?と、40代の仲間たちと振り返ると、ポロポロ、ボロボロと、本音が次々に。
人生における妊娠出産の位置づけの違い、お腹の子が男児か女児かが分かった時の初期反応の違いから性別による子育ての違い、産休育休取得への周囲への配慮、同性仲間や上司からの思わぬ言葉、家族親族からの言葉、、皆それぞれに全身全霊で受け止めて、たくさんたくさんの思いを馳せ、解釈し、乗り越え、覚悟と決断を繰り返しているんだな~~(聞きながら感涙)。
こんな繊細な心の動きを、社会は(男性は?)、いったいどこまでくみ取れているんだろう??
先日、自民党議員の会議で「4人以上産んだ女性を厚生労働省で表彰することを検討しては」と発言があったらしい...(呆れ交じりため息)
新聞記者コメント:
「2人目、3人目がほしくても、家計不安から思い切れない。保育所も足りない。不妊に悩む人々もいる。それなのに国から一方的に4人だ5人だと数字を挙げられたくはない。働きやすく、産みやすく。人々に報いるべきは政治の側ではないか。」
30代-40代に渡り(毎日とにかく忙しいのだから)優先順位を決めよう~なんて、言葉ではよく言ってみますが、そんな単純な問題じゃない...どれも大事なのだ!と叫びたくもなる。問題を複雑にしているのは、この社会環境、何かしらの囚われ、文化慣習、いろいろ色々。
もっとオープンに、もっと素直に、もっと気軽に、思ったことを吐き出せたら!
皆でもっと、泣きながら、笑いながら、1つ1つ「何てことないさ」と吹き飛ばせたら!「この転機にはどんな意味があるの」って俯瞰してみるために。
クリスマスだから☆と二人に頂いたクッキーをガバっと開けて、ものの数分で跡形もなく食べ尽くす男児。わぁ可愛い☆とか、食べるのもったいない☆、のカワイイセリフは我が家にはナシか*
