昨日は束の間の青空が少し、、、

今日からまた、雨、雨、雨。冷たい秋雨。

日本の秋冬は青空が多いので大好きなのに。

「なんだか気分がすぐれないのはこの天気のせい」

夫に天気への文句を吐き出してみたりして(笑)

ううむ。
 
デンマークに住んでいた頃、天気と気分がこんなにリンクするのかと感じたのを思い出しました。デンマーク人の鬱、自殺は、この悪天候も原因のひとつだと、誰もが言っていました。
 

しかも、憂鬱な暗くて寒い冬を抜けて、少しだけ春が見え隠れする時、澄み切った青空が見えた時にこそ「ガクン」と気分が下がり、自殺が増えると聞いた時は衝撃でした。

 

やっと嬉しい気持ちになれるはずの今、みんな笑顔が増えてきているのに、どうして自分だけ、こうもうまくいかないんだ----、という焦燥感。 、、と当時、聞きました。

 

月末にデンマーク関連の講義があるので、その準備をする必要から、改めて色々データを見ています。デンマーク人の友達ともメール往復をしながら、デンマークモードに。

 

彼らは、とても個人主義なのに、緩やかな連帯意識の絶妙なバランスがすごい。

フルタイムワーカーで忙しくしていても、地域、近隣との関係があり、ボランティア活動などの情報は自治体がたくさん出してもいるので、互いに支え合うことはごく普通。

友人は、目がほとんど見えない近所の人のサポートをしていました。

手紙や新聞、本を読んであげたり、通院のサポート、美術館や諸施設の庭の掃除の手伝い等も。特に身体が不自由な方へのサポートは、一般の人同士が自然と行っている様子。

 

ね、、、だから、統計データを見ても、生活の質データは高いのは納得。

下記は、家族生活の満足度。0-10の評価で、この高さ。

他にも生活調査関連はすべてこの高さに数値があります。高いです。

しかも高齢期になるほど高まっている傾向は、人生のいろいろな経験を経て振り返りつつ、自分の生に満足感、しあわせ感を感じられる社会なんだなあと。

 

もちろん、選挙に行くし、自治に参加するし、意見を言う。

誰任せにもせず、私がつくる。という感覚故。

 

日本も選挙、近いです!さあ、投票へ。