電車内の広告でよく見る、売れている本:「小さな習慣」(スティーヴン・ガイズ著、ダイヤモンド社)を先日立ち寄った書店で買っていたのを、めくってみました。
表紙には、
目標は、ばかばかしいぐらい小さくしろ! ![]()
コーチングのクライアントさんともよく出る話しは、
モチベーションが湧かない
続かない
目の前のことに追われて目標どころではない
つい後回しになることがある(緊急性がないため)
私も日々、うまく回っているわけではないし、
体調がすぐれない時は特に、もう全然ダメ!![]()
(だから心身健康管理が一番大事、、、)
この「ばかばかしいぐらい小さな目標」の「小ささ」とは、
腕立て伏せを毎日1回する
本を毎日2ページ読む
50ワードの文章を書く
1分ジョギングをする など~
小さすぎて失敗すらできない、ちょっとしたポジティブな行動を続けることが大事で、
この小さな目標を毎日これだけはやると決めて必ず実行し、最終的に自分の生活に健康的な習慣を取り入れ、それを長く続けられるようにする
そうです。
たぶん小さすぎて、悪気なくつい忘れてしまうことも多々ありそうです![]()
でもこの小さすぎる目標のおかげで罪悪感までは至らなそう![]()
本によると、モティベーションをあげようとすること自体に無理がある![]()
人間の脳の仕組みも合わせて読み解くと、確かに、「モチベーション(をあげよう)」という言葉は悪魔のささやきかもしれません。
さらに、「こんな小さな目標だから、実はやっぱり腕立ては10回しよう、本は10ページは読もう」なんて欲張っては絶対にいけませんとも書いてあります。笑
・・・確かに。頑張り屋で真面目な(私・貴方)は一層、、、
1万字の文章を書く必要があるかもしれないし、体力だってつけなければならないし、精力的に仕事もこなして業績も積まなくちゃ、、、けれど、その大きな目標は、結局は、小さな目標の積み重ねでしかない のですよね![]()
先日、敬愛する10歳年上のお姐さん先輩とランチをしました。
彼女は学歴も経歴も業績も日本屈指かと思うほど眩しく、キラキラしているのですが、ご本人は、純粋に好奇心旺盛で、ただ好きなことをしていて、そうしたら、楽しい出来事や失敗も、ハプニングにも遭遇し、そのプロセスで、「トライ&エラー」を恐れず繰り返している(だけ)。
毎日のちょっとしたことを続けていて、ちょっと気になること、ちょっと気になる人にアクセスした結果、思わぬ方向に進みだしたり、、、その積み重ねに、今の素敵な彼女があるんだなと確信しました。
さらに、「何をしてもうまくいかない、どうも歯車がかみ合わない、出合いたいものに出合えない時があるよねー。(それもそれで仕方ないわよねー)。でも、逆に、特に何が変わったわけでもないのに、トントン、トントンとうまくいくことがあるのよねー。(そういうもんじゃない?)」と濃いエピソードとともに話してくれました。それは小さな積み重ねをしている故の大波小波ですね?
だから、凡人の私に、
毎日1回の腕立て伏せは大有りです!
きっと気づいたら、数か月後くらいには、無理なく毎日5回になっている?
そうしたら数年後、知らぬ間に、整った身体を維持していることになるんでしょうね?
毎日1回の腕立てでいいのかと思うと、お気楽です。
ただ小さすぎて「ついうっかり忘れないように」苦笑。
私も「ばかばかしいほど小さなステップ」を早速、始めようと、今日から。
例えばこういうもの:忘れないタイミングも考えながら(笑)
●英単語を毎日1個覚える(毎日夕方の次男坊の幼児園バス待ちの間)
●スクワット1回(夜の歯磨き前)
●前屈ストレッチ1回(お風呂上りor寝る前)
●本執筆の内容の1フレーズ(キーワード)をメモ(専用ノートに)
できそうですよー。
書きながら、こういうことを「意識する」のと「意識しない」のとでは、大きな違いが出てくるだろうなーとも思います。恐ろしくもあり。
モチベーションがある、とかないの問題ではなく、
ただ、小さな小さな行動をするか、しないか、ですね。(反省をこめて)
