数年に一度、私はどこに向かっているだろうか、私らしく生きているかなと深く考えることがあります。

 

自分の言いたいことがうまく親に伝わらずに怒られゲンコツされても腑に落ちなかった小4の時、

 

初めて友達と仲たがいをして仲間外れにされた小6の時、

 

良い子イメージの私が不満を直接先生に言ったらびっくりされた中2の時、

 

とても分かりやすくグングン成績も伸びた数学のW先生の後任の、理解不能な数学T先生にイライラが募り成績急降下の高2の時、

 

受験勉強と実家から逃げ仕方なし通った大学の入学式で不細工な18歳の時、

 

関西の大学院に移り大きなカルチャーショックを受けた22歳の時、

 

学術審査論文のための論文を書かねばならぬのかと思った26歳の時、

 

デンマーク生活で自分の意見が言えなかった(もし日本語であってでさえ)28歳の時、

 

時間はたくさんあるのに仕事の質に比例している実感がなかった33歳の時、

 

子育ては仕事には負荷にしかならないのではと思った35歳の時、

 

次の一年(も)だいたいこんな感じで進むと想像が出来過ぎてワクワクしなかった40歳の時

 

 

これらのこと、前後の日々のひとつひとつをすべて、とても鮮明に覚えています。

私のなかのマグマが爆発するかのような。

自分に対する苛立ち以上に、他人や環境のせいにする未熟さがたくさんありました。

 

ひとつひとつの場面には、必ず人との出会いがあって救われたし、

出合ったたくさんの本の中の思想や哲学に寄り添い勇気をもらいました。

それでも曖昧だった私がしだいにブレなくなったきっかけは、細く長く関係するデンマークからの影響は大です。

 

日本とデンマークが外交関係樹立150周年、

私とデンマークの関係は15周年になりました。

 

本当の豊かさとは何かを知っている国

徹底した個人主義のなかの、共同体意識

上下関係、主従関係ではなく、対等関係

誰のための政治で、私は何をするのかと意見する人々

違いを尊重して認め合う、そのための対話を欠かさない文化

 

 

都市計画、都市居住政策、まちづくりをテーマに研究者の道に進んだ20年に重なり、デンマークとの往復15年間を通して、しみじみ、やっぱり、私が扱うテーマはこれからも、

 

対話、合意(形成)、信頼(関係) です。

 

 

先週日曜日、豊洲公園で開催された、日本×デンマーク150周年のフェス&ウォーカソンに家族で遊びに行きました。レゴで遊んだり、eccoシューズ、hummel、novo nordiskのブースに立ち寄ったり、トークショーを聞いたり。

お母ちゃんが行く国だねーと息子たちも知っています。

 

快晴の日曜日、広々とした海辺の公園で、スタッフはもちろん、たくさんの家族連れみんなののんびりした笑顔が印象的でした!深呼吸

 

 

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