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橘 玲(たちばな あきら)氏による本。

はじめから、「これは不愉快な本だ」と書いてありましたあせる

テレビや新聞、雑誌には耳障りのいい言葉が溢れていて、メディアに登場する政治家や学者、評論家は「いい話」と「わかりやすい話」しかしない、、ということを踏まえて、【世界は本来、残酷で理不尽なもの】を、あらゆるデータ、エビデンスから証明している本です。

 

ひとは幸福になるために生きているけれど、

幸福になるようにデザインされているわけではない

 

という事実に、本書を通して考えることがいろいろありました。

 

努力は報われ、見た目は大したことはない(大事なのは中身だ)などは、絵空事。

 

犯罪は遺伝する(犯罪と遺伝の関係を見落としてはならない)。

精神病や依存症は遺伝する(だからこそ、それを見通して予防や治療につなげていく)

美貌格差は約3600万円:ちなみに、容姿の劣る男性は平均的な男性に比べて13%も収入が少ないそう(女性の美人・不美人間の格差よりはるかに大きい)

 

子育てについては、

子育ては子どもの人格形成にほとんど影響を与えない

子どもの成長には「友だち」が決定的な影響を与える

英才教育を受けた神童も、幼少期に友だち関係から切り離されたことで自己をうまく形成することができず、大人になっても社会に適応できず、せっかくの高い知能を活かすことなく凡庸な人生に、、、という事例

 

 

たった800円程度の書籍に、知らない世界が広がっている本(活字)の世界にも圧倒されます。著者、編集者、出版社がどれだかの労力をもってこの1冊を展開しているかと思うと、、、

 

書籍の内容を、自分のなかのデータ、引き出しとして取り込む。

いろいろな立場のひとの見解を知ることで自分の立ち位置を知る。

 

日々右から左に流れ去る情報、溢れかえる情報(ネット)よりも、じっくり読める本の必要性も感じます。賢く判断し、賢く生きることが求められています!!