熊本産まれの長男と、長崎産まれ(里帰り出産)の次男坊。
東京に引っ越してきて、彼らはもうほとんど方言を使わなくなりました。私も夫も自宅ではベタベタの方言なので、それを真似して言ったり、伝染することはあるのですが![]()
関西に住んでいる頃は、ほどなく、関西のアクセントや言い回しの方が心地よくなったし、熊本で働くようになった当初(馴染みある九州弁なのに)、しばらくは関西アクセントで、1-2年して地元のアクセントが再インストールされました。
幼い頃に使っていた、「~けん」「~たい」の語尾が身体の一部に。
結果として、私は、国内外6都市13居所に住み、本当にいい経験。
(夫も北から南から、怒涛の転校生)
東京23区内は、大学の学部の新設・増設を抑制し、原則として定員増を認めない。
という閣議決定は、地方創成政策の一環。
東京の大学は、地方出身者が3割を占め、しかしこの15年間、比率は下がり続けている傾向。都内の有名大学が「首都圏進学校の出身者ばかりになってしまい、多様性が損なわれる」と危機感を抱いて、地方の人材を呼び込む工夫をしてきたほど。
若者が上京するきっかけは進学よりも就職が主。東京都への転入は、20代前半が10代後半の4倍に達する、、、らしいです、、、
熊本在職時の感覚では、成績トップ高校生は、首都圏に流出やむなしですが、多数は、地元や九州圏内の進学希望の印象。経済的な理由も大きいです。東京で学ぶこと、一人暮らしをすること等への家庭の(本人の)負担は相当。
ただ確かに就職となると、「熊本には(選択肢が)無い」のも一理。
東京大都会で働くのはイヤだけど、より都会的な場所は好きという理由は福岡は大人気。
日本狭しと言えども、本当に豊かな文化、資源、食、気候、、、いっそのこと、例えば、【東京生まれ東京育ちの子は、10代-20代前半に、地方暮らしを最低1年体験するという国内留学制度を(楽しく)推し進める工夫】はできないかな。
旅行でもなく、帰省(親が地方出身の場合はある)でもなく、「生活」してみる。
就職の場が地方になく厳しいならば、学生時代に「住んで」もらう。彼らのパワーから新しい起業アイディアも生まれるかも!
成績が優秀とか、一流企業に就職するとか、そういうポイントを稼ぎ狙う社会ではなく、「経験」「実体験」を糧にして成長していける社会。知らない世界を知る。やってみて考える。日本中に知り合いを増やすという体験。東京だけが「日本」ではないよー。「故郷」がない子にとっては故郷に。
「え~あなた、東京にしか住んだことないの?!」のような会話が飛び交う若者が増えるといいなあ。もちろん、そのための交通費や住居費、学業の保証が大事です。だけど、解決策はいろいろと思い浮かびます。
小学校で夏祭りがありました。地域の方々と小学校が協力して作り上げています。
私は郊外委員として地域の年配の方の手ほどきを受け、綿菓子作りをしました!

