帰国して、間もなく子どもたちは夏休みへ突入。いよいよ夏本番ヒマワリ

デンマークで今回学んだこと、考えたことも少しづつ整理していきます。

 

デンマーク滞在中は幸運にも天気に恵まれました!晴れ

サングラス無しでは目に厳しーい眩しすぎる光。白い光。

サンサンと降り注ぐ太陽は、ジリジリ暑いということはなく、長袖シャツにさらに一枚、羽織るものが必要という気温。風があると肌寒さ感が増します。

 

デンマーク人・大人が、カフェ、通り、道端で、本当によくお喋りをしていました。

ビール片手に、コーヒー一杯で、延々と喋る。しみじみ実感することは、時間の余裕、気持ちの余裕が彼らにアリアリということです。平日も。休日も。ここ、大事。いかに、日々に空白(調整できる)時間があるか。

 

ひとは、話すことによって自分自身が整理されもするし、相手の話しを聞きながら自分の考えを整理します。デンマークの成熟した民主主義はここ(一般庶民)にありビックリマークと思う瞬間。

 

スマホもかなり普及していて、現地の友達曰く、「ふつうに使っているよ」とは言うものの、今回の滞在期間中、電車バスを待つ間、車内、カフェ内等でスマホを触っているひとをほとんど見ませんでした。

 

現地では、教会のリノベーションを見たり(学生寮に変わったもの、地域のコミュニティセンターに変わったもの)、興味深い学生寮等を見学して、実際に関係者に話しを聞いたり、学生さんと話したり。住宅政策についての動きは、行政関係の方と議論し、彼らは常に、縦横の関係各課、担当者面々で本当に話している。

上下関係はなく、フラット。「フラット」というキーワードもいつも聞かれます。

DASH!

もうひとつ。「話すことがある」ということも改めて考える必要があるでしょう?

夫婦、家族内、仕事仲間、友達間で、どんな話をしますか?

「ねえねえ、聞いて聞いて!」の一方的な話でもなく、愚痴でもなく、対話。

「話すことがない」ということがない。という状態は。なぜ?

 

自分自身が成長し、新しい考えを吸収し、もちろん、社会は刻刻と変化しているし、話すことは山のようにあるのです。山のように。そのアンテナを立てているか否か。発するか否か。面倒くさがりもせず、対話しようと相手と対峙しているか。

安定安泰した、勝手知った場所にずっと居ると、「話すことがなくなる」かもしれません。

恐るべし。

 

デンマーク人友人とtalk! talk! talk!