都市計画学会誌の特集が「ミレニアルズと都市」でした。
学会誌より:
価値観は日常の消費行動や交通行動の選択、居住地の選択、そして職業や働き方の選択に至るまで、人の日々の生活や人生のさまざまな選択に影響する。それらはひいては都市や社会のありように影響を及ぼすだろう。
ミレニアルMillennial Generation, Millennials は、統一的な定義はないものの、1980年代頃から2000年代初頭に生まれた世代を指すことが多い と誌面。
特に、出産や育児の経験で、確実に私のなかの大部分が「お母さん」になり、
親目線になって、確実に社会を見る目も変わりました。
良くも悪くも、社会(環境)からの影響があり、例えば、生まれた時から不況不況と言って育った世代、または、(きっと将来)生まれた時から車は自動運転の世代では、明らかに行動も発想も違ってきます。
そうすると、【家】はどうなっていくだろう?器としての家そのものと、住む場所の選択も。
誌面で書かれていた(神戸大学 平山洋介先生論文)、「住宅ローン残債平均額は780万円から1600万円に増え、その一方、住宅・土地資産平均額は4380万円から2450万円に低下した。資産としての住宅の安全の程度が下がったことは、持ち家に対する若い世代の渇望を減らす原因になる。」ことを考えても、
家は資産とは言えない と、ある世代にとってそれが「常識的考え」になる。
それは、日本の家(住宅政策、供給)にどんな影響があるか?住みたい都市・まちランキングも指標が変わってくる・・・ますます時代は、超がつく高齢社会で、かつ収入不安定層増加の中だし。
「家から自由になる」 とはどういうことか
これまでの調査の蓄積を整理しながら、
「●●からの自由」について、しばらくテーマにします。
