春の運動会シーズンです。とてもいいお天気に恵まれました。

去年、1年生の運動会は、頼りないあどけなさが確かにあったのに、少年の風貌へとどんどん変化しています。小学1〜6年生がずらっと並ぶと、人間の成長のステップがリアルですビックリマーク

 

50m走(同じくらいの速さのお友達との競争)で、息子は練習では1番にはなかなかなれていない様子でした。他の4名は、背丈体格も似たような、むしろ少し大きく、日ごろの運動量も違うお友達たち。同列のお友達のひとりが、運動会前日我が家に遊びに来たとき、帰り際に、「俺、●●(息子)には絶対負けないからな~☆彡!!!」とムキムキの闘志を見せて帰宅しました。

こういう競争心って何ていいんだろう!と本当に嬉しかったです。

息子だってこう言われて「なにぃぃー」と思うわけですね^^

(幼少時に身につけて損ないことは、「集中力」と「負けず嫌い」 :集中した状態を体験体得し、負けたくない!という感情をもつ・・・という意味)

 

同列5人が本当に激戦の50mでした。私はもう心臓が飛び出るんじゃないかとDASH!

 

なんとなんと、息子は一位でゴールしたのでした!

あまりのタッチの差だったので、見ていた私たちは5人が一斉にゴールしたようにも見えたし、息子は中盤で3番手あたりにいて少し追い上げつつある!?とは見えたものの、あっという間のラスト数メートル。

 

当日(夕方帰宅後の話しのなかで):

私:今日50m走一番だったのが正直、お母ちゃんはびっくりしたー、でも感動して涙が出たーどんな気持ちでスタートのところにいたの?緊張した?

息子:列に並んでいるとき、〇〇(前日に負けない宣言をされた友達)にはやっぱり勝てないかなーって思ったんだ、でもね、もしかしたら、本当にもしかしたらだけど、勝てるかもしれないっても思ったから(GWにかけっこクリニックで教えてもらった)最初の8呼吸は前傾姿勢で突っ走った!おれ、今日、限界超えた~

 

たぶん負けると思っていた本人。

でも、もしかしたら勝てるかもしれない、とも思った本人。

 

この感情の揺れがいいのだ!! と思ったやり取りでした。

 

できる・できないかもしれない・いやできるDASH!

負けるかも・勝ちたい・でも無理?・いや頑張るDASH!

 

もし息子が2番、3番、、で、1番じゃなかったら何て声をかけていたかナ・・・

 

◆「今日の50m走はどうだった?」(本人のコメントをただ「聞く」)

◆「2番(3番、、)だったけどどんな気持ち?」(本人の気持ちに共感する)

 

(もし1番がよかったと悔しがったり、気持ちがアップダウンしているなら)

◆「そうだね、悔しいね」(共感)

◆「1番になれなかった原因があるかな?」:本人から1つでもコメントが出てきたら「他には?」とさらに促してみる(思考を深めるために)

◆「50m走で一番になったひとと、●●(息子)ではどんなところが違うんだろうか?」(一番になりたいという目標ゴールに近づくために、本人が考え、気づき行動に移せるために)

 

競争(負けず嫌い)は、究極は自分との競争 

今の自分を超えていくこと。

誰かを負かすため、蹴落とすためではなく、誰かと比べて自分を優位に位置づけることでもありません。よねウインク

 

チョキイェイチョキ