先日、久々に代官山に行くことがありました。

懐かしいデンマーク大使館も駅からすぐ近くです。

2001年にデンマーク政府奨学金を受けるため、いったいどうしたら受かるか~!?と博士課程の最終学年に考え込みました。音楽や芸術分野からの応募も多いと聞いていたこともあり、私には「スキル」がないからと、ないものに焦点を当てていたのかもしれません。実際は、いろいろ「ある」のだけど!面接で大使館に行ったドキドキ感がよみがえってきました。若くてへなちょこな私も、留学を含めてたくさんの経験のおかげで、かなり度胸ある成人になったもんです。苦笑

 

当時、「ある」「できる」ことに視点を移し、奨学金の審査・面接を受けました。受かるために出来ることをするしかありません。

(当時)おそらく5倍か6倍ほどの倍率でした。他の研究費とあわせて、約2年弱滞在することができ、私の人生に相当な影響があったことは言うまでもありません。

 

小さな国。総人口500万程度。

2002年当時は、日本(私の身近)では、デンマークを話題にする人はほとんどいませんでした。北欧のカワイイ雑貨や家具、書籍雑誌がみるみる増えてきたのはいつ頃かな?

 

変な国。です。面白い変な国。日本(人・文化)と間逆ゆえ、その差が歴然としていて、ある意味わかりやすい。同じ地球上の国(民)なのかと思うほどです。私は【変人】なので(夫命名)、こういう間逆な感じが、興味の対象としてはいい、飽きません。なぜだろう?どうしてだろう?という分かり難さ加減がたまらなくいい。

 

書籍からいくつか。マイケル・ブース氏の毒舌に満ちた記述も面白いです。

 

OECDの調査では、96%のデンマーク人が「必要が生じた時に頼れる人がいる」と答えた。デンマーク人は政治家まで信用している。

別の調査によれば、デンマーク人は過去50年間において信頼度が常に上昇し続けた数少ない国の一つ・・・

ニューヨークタイムズ紙はデンマークを「世界で一番、失業するのに適した場所」と呼んだ。

 

等の、へ~ほ~と社会福祉国家的なデータがあるかと思いきや、糖質・油のとりすぎ、アルコール摂取・喫煙増による不健康極まりない様子、病院(診察)の効率の悪さに教育の質の低下・・・等など。

 

とにかく、国のなかのゴチャゴチャ混在具合が半端なく、世界一幸福と言われるのはそもそも期待値の低さやうぬぼれ&のんびり感という分析もあり。

 

リラックスしなさい Slap sf

無理しないで Rolig nu

どうでもいいことよ Det er lige meget  などのフレーズはよく聞きましたし、ノンビリ感はかなりあります。

 

平均的な才能のひとが、平均的な暮らしをするには最高の国と批判され、突出才能の持ち主や何かにチャレンジしたいひとにとっては、デンマークではダメになる・・なども、極端な言い方かもしれないけれど、頷けます。

 

完璧な国など無いですね、でも、限りなく完璧な国とそう感じる国民ココにあり。

「デンマークよりも住みたい国があるか」の問いには、例外なく、みな考え込んで黙ってしまったとのこと(でしょうね~♪)、そのことが「完璧さ」を物語っているかもしれません。

 

やっぱり最終的には、自分が自分を納得できているか。

【自分の】幸福の定義を自分が描けているか。