1/26朝日新聞の論壇時評(小熊英二氏:歴史社会学者、慶応大学教授)の記事によると、

【後藤道夫の推計では、大都市部で子供2人を大学に行かせた場合、年収600万では、税金・保険料・教育費を除いた生活費が生活保護基準を下回ってしまう】。

 

【では、所得が600万円以下の人は何割なのか。国税庁の民間給与実態統計調査(2016年)によれば、15年の給与所得者4794万人のうち、600万円を上回るのは18%。男性の給与所得者では28%である。この数字だけから単純には言えないが、上位2割程度の所得がないと、子供2人を大学に行かせるのは苦しいといえそうだ。】

 

日本社会が全体として低所得化しているなかで、年収が600万以上の層も長時間労働にあえぎ、教育費がかさめば生活は苦しくなる。生活の諸々から「余裕がなくなれば」なくなるほど、事態を直視するのが難しくなると。

なるほど、記事に書かれていた【大人(たいじん)】とは、社会の責任の負い、他者を助けるだけの余裕がある人のこと。対して、【小人(しょうじん)】とは、自分のことで精一杯の人を指す。「大人」であるか否かは、資産や才覚の有無だけでは決まらず、豊かな財があっても他者も社会も顧みない「小人」はいる。

 

年齢を重ねることが「大人」になることじゃないならば、大袈裟なことをしなくてもいいから、私にとっての、【余裕ある心】はキープしたい。毎日の小さなことからも始められる。

 

1年生の長男が食後や、ちょっとした瞬間に、

「お母ちゃんの膝に座ってもいい?」と寄って来て、いいよーと言うと、

「ああ~ お膝は気持ちいいな~」と、まるで大人が温泉につかって「ぷは~っ」と至福の顔をする時みたいに言う。「抱っこして?」「ぎゅーってして?」とも言い、して返すと、とても嬉しそうに満足して、何とも言えない優しい顔になります。

私もあたたかい彼の体温に癒されています。

身長125cm(私との差40cm)、体重21kg(私との差30kg)、靴のサイズ21.5cm(私との差3cm!)、毎日毎日、この差は縮まっていて、漢字練習では「ぼくは男のこです」と書き、めっきり「男(女)」を意識し始めてていますが、やっぱり、膝の上、抱っこにぎゅーは、この上ない幸せな時間。

子ども(家族)に対しては、徹底して「大人(余裕ある成人)」でいたいと思うのです。