母から強く勧められて手にした本。
現在、慶應の経済学部の先生で、財政社会学者(こういう言い方があるとは!と発見でした)の井手英策さんの本です。


表紙からして手に取りたくなります。財政学なんてよくわからないなぁ、大学の先生のムズカシイ本は読みにくい、、等はいっさいなくてよく分かります。


中身にもイラストがたくさんです。

現代日本の冷たさ、格差だって見て見ぬ振りの現状、この閉塞感を、3つの罠で示してありました。

①再配分の罠: 中間層がじわりの貧しくなるなかで、格差是正から貧しい人のくらしを重んじれば更に負担は中間層へ。

②自己責任の罠: 成長ができなくなるなかで成長が求められる矛盾、自分たちで生活を維持できなくなって、政府への怒りがわきあがる不幸の連鎖、、、

③必要ギャップの罠: 子育て世代と高齢世代のニーズの差

世界的にも他人を信用しない国、日本です。社会的信頼度は、先進国の平均以下、悪ければ先進国で最低レベルです。こんな悲しいことはありません。ギスギスした社会なんてまっぴらです、どうすればいいか。
私は他人を信頼しています。基本はソコです。他人を信じないひとは、自分を信じていないこととイコールだし、自分を生きていないと思います。

著者も書いてありました、なぜできないかを説明するのではなく、未来を創るために何ができるかを考える。です!さらには、考えて終わらず、行動あるのみ。