舞台「コペンハーゲン」を観ました。
段田安則さん(ハイゼンベルク)、宮沢りえさん(マルグレーテ)、浅野和之さん(ボーア)
1941年秋。ドイツの物理学者ハイゼンベルクが、師であるデンマーク人物理学者ボーアと妻マルグレーテに会うために、首都コペンハーゲンを訪れた、そのこと。
コペンハーゲンはナチスドイツの支配下にあり、ユダヤ系のボーアはナチスの監視下にあり、ハイゼンベルクはナチス政権下で原爆開発チーム「ウラン・クラブ」の一員で自由な行動は当然許可されていない状況。どうしてハイゼンベルクはボーアを訪ねたのか、何を伝えたかった(伝えた)のか・・・という過去と現在がいったり来たりの会話3人劇。
ニルスボーアは当然知っていますが、難解な物理学用語が頻発して、教科書かどこかで聞いたことがあるようなないような英米の物理学者の名前、ウラン235とかウラン238とか、、、プルトニウムなど何となく知ってはいても、、、難しかった!でも、パンフレットにも書かれていたように、人間劇、人間の物語としてはあの時代のあの状況の、、、この会話、、ということは十分理解。原爆について、核開発について、だから余計に。科学の発展を人間がどう導くか・・・
しかししかし、、俳優さんってすごいですーーー呆然としてしまいます。
2,3時間の膨大な難解なセリフの暗記!←当然だとしてもやっぱりスゴイ
目の前のほんものの(!)宮沢りえさんは細くてしなやかで絶対的な迫力。
観客に男性も多くて、「物理学者」風の「学者」のような方々もたくさんいらっしゃいました(私見)。笑
今度は夫と、家族と、舞台の迫力をshareしたいです。
