子どもは思いつくままに話をします。4歳次男に至っては、えっとねー、えっとねー、と合いの手を入れまくるので、今は可愛い盛りでOKですが、もっと先々で「えっとー、あのー、えー」とか言っていたら、母さん、しっかり、コミュニケーション指導をします![]()
先日、あるセミナー(起業されている方、オモシロイことをしている方々が多かったです!!)に参加して、日本人がどうしてロジカルに話すのが苦手なのか、印象が悪いのか合点しました。
Aを話している最中に、Bのことを「思いついてしまう」ので(scanすることができて相手にも察してもらえるので、、、)、話題がCに流れ、また最中にDのことを思いついて、、、の流れ。
あるある。
ゼミで発表していて支離滅裂。何がポイントか分からないし、大事なこと、今日一番伝えたいことが分からない。例えば10分と決まっているとき、時間配分のまるでないひと。ワントーンの調子でずっと話すひと。
話しながら、「まずいなあ、伝わってないなあ」と読めてないことも相当にマズイ。
ロジカルに話せるひとは、ポイントを絞って(「3つです」等と言う)ストーリーを相手に伝え、そうするとむしろ相手が「聞きたくなる」という勝ちパターン。
また、「このこと分かってるよね?」と「思い込んで」、難しい話なのに、前提を話さなすぎるひとも多い。お偉いエリートさんがムズカシイ素晴らしい成果を話しているんだろうけど、聞いてるほうにはさっぱり分からないので、ぜんぜん面白くないという経験は山のようにあります。
聴衆が誰かを想定していない時に起こります。初めから難しく話しても許され、通じる場もあるので。
どんなヤヤコシイ、ムズカシイテーマでも、ちゃんと伝えられるひとは良いですね!訓練。
独り言を言っているわけではないので、誰が聞いていて、聴衆・相手は何が聞きたいのかを想定する。
大学教員世界では、「独り言」を言っているひとも割といます。。。
さらには、その先日のセミナーでも断言していましたが、日本人の表情の悪さは世界一との話。
深く納得。表情が乏しく、口角が下がっていて、喜怒哀楽が分かり難い。
大学生にも(仕事仲間にも)わんさかいました。べんきょうより、まず表情をやり直したがいいよ、というひと。
外見や自分にプレゼンスをもたせることについて何の教えも受けてこないので、自分のことを自分自身がよく知らないという状態。女性に限ってはお化粧をしていくら綺麗に整えても、そのひとのもつ良さが出ていなければ意味がないのに。
ある私大W大学では、大学院生(博士課程)の就職率が悪いために、進学率が低迷。
なので、大学院生向けに、論理的思考、話し方、プレゼンス(外見含)についてのその道のプロの方からの特別講義を設定。大人気講義で、効果抜群で、今では博士後期課程希望者も殺到。
文科省も、いかに大学院生を増やすかの解決としてそういう講義も重視したことに、なるほど~です。
自分の表情を毎日鏡で見なさいねと、わたしも言われたことがあります。
黙っていると、怖い顔になっていない?デフォルトが眉間にシワ、、とか、、、!?
ロジカルに話すということはもちろん、自分をどう見(魅)せたいのかを理解して実践している方は、やっぱり相当に素敵です、そんな「戦略」も日本の教育に必要。
