思い出すと一昨年あたりから、周りの仕事仲間の口々から聞いた話で、


【家を建てたら、マンションを買ったら、夫が転勤になった】という話。都市伝説^^;


ひとりは、マンションを買ったら夫が海外勤務(アジア)。ひとりは戸建てを持った矢先の転勤。

家族の状況から奥さんが仕事を辞めて帯同のケースが多く、ある方は、新築の家を堪能することなく、数年後の移動時期を見計らっています、、、


転勤事情の配慮には、ようやく「配偶者の就業」がでてきている感じですが、それ以外は、子どもの教育、妊娠や出産、高齢の両親介護(同居していて一緒に移動することが困難な場合など)、、が資料にありました。でもまさか、「住宅を購入したから(ある意味での定住地を確保したから?)」はあるはずもなく。


たまたまの偶然。でも、この手の「都市伝説」ありませんか!?^^


家を建てたいとか、買いたいとか思う?と話題のひとつとして、職業柄もよく聞かれるんですが、私も夫もまったく(所有することに)関心がなく、快適な心地よいインテリアや住空間にはこだわりがあっても、家族のサイズ、その時のニーズ、働き方によって、あちこちに住みたいなと思っています。


熊本に10年近くいて、4ヶ所の賃貸に住みました。①独身の頃、②結婚して、③出産。夫の東京移動、私の育児休暇での東京滞在2回分(長期に家をあけるため、低家賃・職員住宅)、④ふたりの保育園近くで広大な自然公園の徒歩圏へ。


家族の事情に応じて、柔軟に対応できて本当によかったなと思います。


4度目の引越しで、マンションの2階以上がいいかなと(単純に)思っていたのを、1階角部屋しか空いておらず入居するも、もし2階以上だったら、このふたりのギャングたちの戦隊ゴッコに何度目くじらを立てなければならなかったか。。。と思います。結果オーライ。


という背景があって、住宅を所有することの価値を認めつつ、ステキな賃貸住宅市場を活性化させるにはどうしたらいいかな、と考えています。


賃貸者=例えばゴミだしマナーが悪い、とか近隣付き合いが少ない、とか。そういうのではなくて、ステキな賃貸暮らしを。


lisbon
ポルトガル(リスボン)の家々