右の書籍p74【転勤とキャリア】by荒木正太さんの記事より
荒木さんご自身が「転勤族」で、結婚と同時に転勤したとき、奥さんが「転勤うつ」状態になったそうです。荒木さんも新しい職場で大忙し、奥さんは友だちもいない、自由に使えるお金も少ないなかで家に引きこもりがちになり、、、、とのこと。
その後、資格取得のために学校に通われたり、妊娠出産されたりとしだいに元気になられた様子が書かれていました。
労働人口が減少し、夫婦共働きが求められるようになるなか、一方的な転勤辞令は見直す必要があると著者。一方的な転勤の回避のために、日頃の会社(上司)との交渉や対話が必要だったり、自分の仕事をしっかり遂行し成果を出しておくこともあげています。
いろいろ方策は考えられると思いますが、とても合点したのは、その前提として
「どのような家族になりたいか」
「どのように夫婦で働いていきたいか」
について、夫婦でしっかりと意識を合わせておくことの重要性。
本当にそう思います。夫婦での働き方戦略を立てることが、どんな選択肢を取ろうと、より高い満足感、充実感につながっていくと思うから。ファミリーキャリア大事です。
私のところは最近、夫から、かなり真剣なキャリア相談を受けていて、彼に賛同する部分もたくさんあり、そんな真剣な会話がとても楽しいです。
