ただいま、コミューターマリッジ(別居婚、移動家族、、、)や、男女の転勤とキャリア形成&家族生活のことについて、調査設計中。
よく言われる「単身赴任(仕事で転勤のお父さんに、他の家族が帯同しないかたち)」は、お母さんが、専業の家事従事者かパートやアルバイトの仕事を持つかたち(が一般的)ですが、
私が扱う、コミューターマリッジ=二地域居住は、女性が辞めたくない・続けたい仕事があるが故に、例えば、どちらかに転勤があっても帯同せず、別々に住むかたちを指します。
私の周りにはたくさんいます。
私は物心ついたときから、フルタイムで仕事をすることを当然、と思っていました。
母は専業主婦で、学校から帰宅するとほぼ必ず家にいました。80年代の小学校は大半のお母さんが専業主婦でした。
でも女性も外で働くものだ、と(むしろ)強く思っていたのは、「何かあったときも生きていけるように=(経済的)自立」を(たぶん母を通して)感じていたのだと思います。
女性はまだまだ生き難い。だからこそ、誰かのお財布をあてにしてはダメ。
離婚したいと思ったときに出来ない(したとしても非常に困難な生活が待っている)。
人生を充実するための学びにもお金がかかる。
働くならば、貴方にしかできないようなことを仕事にしなさい。。。。
などなど、母はいろいろ話してくれたように思います。
大学を卒業して仕事を続けていた母が、家庭に入ることを当然と思う父と、縁あって見合い結婚して(当時で言うと晩婚のふたり)、子ども3人の子育てに時間を追われて、しみじみ感じることがあったのかなと思います。
「仕事をしない」という選択肢を一度も持ったことはありませんが、価値観はさまざまで当然。
たくさんの働く女性、お母さん、大学生、、、の「ワーク・ライフ」について耳を傾けていたいです。
そのことを通しても、私のニード・価値の両側面が見える気がします。
