娘が進学するにあたって
少し大きな金が必要になってくる

旦那と金の話しをしている途中で
さんざん金を使われて
莫大な金を失った事を思い出してしまった




そしてまた責める。



旦那は家出をした時、私が隠し口座に金を持っているはずだと騒いだ。
銀行名と金額まで言ってきた



私はポカーンと訳が分からなかった。

金どころか口座も無いからだ。

いくら知らないと言っても、結婚当初から隠してるのは知っている
だからその金で生活しろと言われた



その話しを今日したら

その時は作り話をしているつもりじゃなく
本当にそう思っていたらしい




私は全く金に執着が無い。
浪費家でも無ければケチでも無く

良くも悪くも金という物に興味が無かった
主婦としては失格なくらい無頓着な人だった。



だから旦那にも言われれば言われるだけ渡していた
これが一番まずかったと思うが。



今日になって、

「私が隠し口座を作ると思う?私の性格考えろよ!
何十年もコソコソ金を貯めるなんてことやるわけないだろ!」


「自分が金と欲にまみれた汚い生活してるからって
一緒にすんな!」



と言うと、


それまで下を向いていた旦那がハッとした顔をした。


「確かにあり得ない。よく考えたらお前が金を隠すなんてあり得ない。」

「俺は自分が汚い生活していたから、周りの人間も皆んな汚く見ていたんだ」




と、すっかり憑き物が落ちたと思っていたが
まだしぶとく残っていた憑き物が落ちた様子だった。


旦那のハッとした顔が衝撃的だった
旦那自身もびっくりした様子だった



不倫脳で狂うと
平気で嘘をつき、妻を悪者に仕立て上げる

でも半分は嘘では無く
本気でそう思い込んでいるのだと思った。


辻褄の合わない事も
辻褄が合わない事すらわからないのだ。


怖すぎる。


不倫が凶悪事件に繋がるのも納得してしまう。



ガチガチに縛られた呪縛は
簡単には解けないようです。