発覚当時、
何人かの弁護士さんに相談に行きました

その時、優しそうな、それでいて強く知的そうな女性弁護士さんに話しの最後に言われた事

「とりあえず、あなたの心が落ち着ける様に、心療内科とか行くといいですよ。まずは、お母さんの健康をかんがえましょ」


確かに、いきなりの裏切りで歩くのもやっとの状態の私だったが
とにかく行動を起こさなくてはいけないと思い
着替えて化粧をしたら、毅然としていたつもりだった。


けれど
うな垂れた姿勢、歩くスピード、虚ろな表情で
側から見れば十分ヤバかったのだろう。

「あなたは何も悪くないんだから、小さくなる必死無いわよ。この旦那、本当に幼稚な男ね!」
とも言ってくれた。


初めて行った心療内科では
事の経緯を看護婦さんに話し
看護婦さんがそれをパソコンに入力していた


カウンセラーでは無いので、現状報告として
聞いていたのだと思うのだが

途中、

「不倫の事を誰にも口外するな、誓約書を書け、と怒鳴られて…」

と言う私の話に

もう我慢出来ない!という感じで

「さっきから、この人(旦那の事)酷すぎるわ!
自分でやっておいて何馬鹿な事いってんの!」

「自分の事ばっかりで、子供の事を全然考えてないですね。」
と、興奮気味に怒っていた。



女性弁護士さんと、看護士さん、共通していたのは
バツイチだった事。

簡単な世間話から教えてくれました。

1人だから強くなったのか
強いから1人になる決心がついたのか

本当は弱い自分を必死で奮い立たせているのか


心の奥底はわかりませんが

私にはこの二人
とっても素敵な女性に見えました

バツイチでも輝ける!人生は切り開くものだ!

と、思えた瞬間でした。