地熱発電を使うべき10の理由
原発で事故が起きた今、日本でこれに替わる発電で今後最も注目されるのが地熱発電になるだろう。
関連記事
・東大名誉教授 原発の代替発電手段・本命は「地熱発電」
・東芝、ニュージーランドの地熱発電所向け設備を受注
ソース
http://curiosity.discovery.com/topic/renewable-energy/10-reasons-use-geothermal-energy10.htm
１．よりクリーンな形のエネルギー
・化石燃料（石油・石炭・ガス等）を燃やさないので環境に良い。
・ほぼ無制限に利用可能。
・発電プラントから水蒸気は出るが、有害物質を含まない。
・別の場所から燃料を持ってくるような輸送が必要ない。（その場の地熱を使う為）
・原発のように危険な使用済み燃料の処理に困らない。
（ただし固形廃棄物は出る。それについては以下参照とのこと
http://www1.eere.energy.gov/geothermal/index.html）
２．音が静か、ローカルで小さい面積を必要とする立地条件
・小さなファンを必要とするが、そよ風程度の音量
・１ギガワット/時の電力出力に必要な面積は404㎡。
（石炭火力発電は同3632㎡）
・都市に建てる必要がない （地熱があるところでないと建てられないが、
日本は地下の火山活動が活発なので、ある程度場所は選べる？）
・厚い外被を使えば地方の分水脈と混じるのを防ぐことができる
・発電で使う水はもちろん再利用可。
・農地やリクリエーション施設の近くに建設することができる（害がない）。
３．安定して利用でき、信頼がおける（当てにできる）
・ほとんど何の妨げもなしに発電し続けることができる。
・典型的な地熱発電プラントでの発電効率は95％～99％。 （石炭火力発電は75％）
・例えば風力発電なら風が吹かないと発電できないが、地熱発電ではそういった要求がない。
・地球は常に熱を発し続けているため常に利用可。風は気まぐれで吹くので当てにならない。
太陽発電も曇りになったら使えない。
・他の発電と違って管理が複雑ではない。
（そういや原子力発電は管理が複雑だよなー・・・と今回の件で思ったゎ）
４．水を使うが水力発電ではない
・川と繋がっているダムなどにある水力発電だと周囲の生態系に影響を与えることがある。
（魚の産卵場所や川岸を傷つけることもあり、花や植物にも影響がある）
・地熱発電は建物が建っているその場所しか使わないので周囲への影響が少ない。
５．代替エネルギーとして世界中で注目されつつある
・技術があれば、地下岩盤深くまで掘って熱を持ってくることも可能。
・フィリピンでは国の発電力の23％を地熱発電が占めていて、2013年までに60％に増やす予定。
・地熱発電は新たな雇用も増やすこと確実。
・アメリカの試算では5600メガワットの地熱発電で10万人の雇用が増えると。
（技術者、建築家、建設業、溶接者、鉛管業、ガス配管工、そして調査・デザインと建設に関わる科学者）
６．資源やお金の節約にも繋がる
・地熱ポンプ（GHP）を使えば、水を温める必要が事実上無くなる。
（温水を直接持って来れるので電気やガスを使わなくて済む）
・地熱ポンプを利用して暖房設備を整えれば、冬に石油ヒーターの石油を使う必要がなくなる。
（あるいは熱を利用して（自家発電できれば？）冷房設備にもなる？）
・地熱ポンプと（スチーム温度の）過熱防止器を使えば一年中温水が使える。（お金の節約になる）
・アメリカのエネルギー省の試算によれば一般家庭の年間節約額が30％～60％にもなると。
７．地熱は様々なことに利用できる
・イタリアの農家では数百年前から冬の農作物を温める為に地熱を使っている。
・地熱エネルギーを使えば、熱を利用できるだけでなく、湿度調整も簡単になる。
・酪農家は牛乳を高温殺菌する時に使う機械でそれを利用したり、農家では
野菜の水分を抜く時にそれを利用したりしている。
・アメリカでは貿易会社や温水プールの水を地熱からのそれで使っている。
・地熱で温めた温水で道路の雪を溶かしたりしているところもある。
・地熱が利用できないものなど無いのではないかと思われるほど、地熱は用途が豊富。
８．クリーンな発電所
・地熱発電には３種類ある。ドライ・スチーム、露出（フラッシュ）スチーム、そしてバイナリー発電。
・基本的には蒸気でタービンを回して発電。
・ドライ・スチームは地下から高温の熱を直接発電所に引いてきてタービンを回す。
（カリフォルニアにしかない設備）
・露出スチームは、地熱発電用の貯水槽を作り、そこから昇ってきた水蒸気でタービンを回す。
・バイナリーは地熱で水を沸騰させ水蒸気にしてタービンを回す。
（上記２つで余った水は地面に排出される）
９．利便性が良い
・実は地熱はどこにでもある
・資源を必要としないので、資源を輸入する必要がない（経費削減になる）。
・海の近くだと、地面の堆積物が少ないので容易にドリルで地下に穴を掘り地熱を利用できる。
・原子力発電はウランなどの毒物が必要で危険だし、化石燃料を使った火力発電は
二酸化炭素や温室効果ガスを多く排出する。（地熱発電ではそれがない）
１０．再生可能なエネルギー
・イタリアでは1904年から地熱発電をしている。
・地熱は24時間、365日使える。
・利用する地熱は地球のトータルな地熱量と比較すればごくわずかでしかない。
（つまり地熱を使うことで地球に衝撃を与えたり、地球を冷やすようなことは決してない）
・地熱は事実上無制限、無尽蔵に利用可能なエネルギー。
・また地熱は完全に再利用が可能。
（地熱発電は神が日本に与えてくれたプレゼントかもしれないね。これを使わない手はないだろう）
1: A Cleaner Form of Energy
All forms of alternative energy impact the environment on some level by generating waste either directly or indirectly. Geothermal energy is a viable and simple option. It taps into an unlimited supply of heat from the Earth and leaves little pollution in its wake.
One of the biggest advantages to geothermal energy is the production process itself. There is no burning of fossil fuels such as oil, coal or gas during extraction. Plants are powered by steam. The plumes seen rising from flash steam plants are vapor emissions, not smoke. Binary plants release zero emissions. Everything that is brought to the surface is injected back into the ground to be used again [source: Union for Concerned Scientists ]. There is nothing needed to produce geothermal energy that needs to be transported from another location. The power source is quite literally underneath the feet of the power plant.
For more information on geothermal energy and other renewable energy sources, visit the links on the following page.
2: Impact on the Local Environment
In the U.S., geothermal plants are required to meet strict local, state and federal environmental laws to protect wildlife and vegetation. The Geysers, a geothermal facility in California, even recycles wastewater from a nearby treatment facility. Eleven million gallons are pumped each day into one of their geothermal reservoirs . Thick casings help prevent cross-contamination with local watersheds [source: Kagel, Bates and Gawell ].
Power plants often create a good deal of racket, and geothermal plants must adhere to local noise pollution regulations. The noise from the cooling fans is minimal and sound mufflers are often installed around equipment [source: Geothermal Energy Association ]. It's been noted that decibel levels of a geothermal plant are equivalent to "near leaves rustling from the breeze" [source: Kagel, Bates and Gawell ]. Geothermal plants are also designed to blend in to their surroundings. They cannot be built on federally protected lands. In fact, plants are often built on multiple-use land that doubles for farming and recreation. This helps to minimize sprawl and preserve open spaces [source: Kagel, Bates and Gawell ].
3: It's Reliable
Geothermal energy is considered to be incredibly reliable. While it's true that power production can vary depending upon the available hydrothermal resources, a typical geothermal plant operates at 95 percent to 99 percent "plant availability." What does that mean? If it has permission to operate it can be counted on to produce a steady stream of power with little or no interruptions [source: Krief and Goswami ]. A typical coal plant operates at 75 percent of operating ability.
Geothermal energy holds its ground when compared with other forms of alternative energy. A big advantage geothermal energy has over wind power is that it doesn't grapple with "dispatchability." The Earth provides a constant source of heat. Wind turbines are dependent on wind: No wind means no energy. And even when the wind blows, its speed is variable, which makes it difficult to control. The same holds true for solar power , production of which dips on cloudy days., There is also a lot less that can go wrong with a geothermal power plant, which has day-to-day operations much less complex than those of other types of plants. Every geothermal plant built in the past 100 years is still in use [source: Energy Consumers Edge ].
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