goya  ~光と影~ | UnconditionaL

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これ、どうよ?

先月の話になりますが、


国立西洋美術館で開催されていた ゴヤ展 に行きました


※ もうやっていません


ゴヤといえば、着衣&裸のマハ!!


当然私も今回スペインから来日している


着衣のマハを見ることを主たる目的として向かいました


ひと昔前、スペインに行った時に立ち寄ったプラド美術館で


一度は見ているハズ (ほんとは覚えてないの!だれか教えて!)


名画とよばれる大作に一生に二度、それも10年以上の時を越えて


出会える機会ってそうそうない


そう思って、めずらしく母と行ったのであります



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                   ウィンクしてます



初期のタペストリー画とか、


カルロスうん世の付き画家、宮廷画家の頃の絵は


鮮やかな色、ドレスの皺の細部や表情の表現がすばらしくて


洋服から肌が透けた感じ、髪の毛の柔らかさまでも伝わってくる


高度な技術性に圧巻でした


ゴヤは天才と呼ばれていたけれどすんなり画家になった人ではなく


努力の人だったという背景を伺わせている気がしました


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         空とか背景もぬかりなくキレイ


戦争時代に入ると、戦争の悲惨さを描き続けるのですが


その絵(素描)がなんてゆうか、エグい。 酷い。


戦争に対する憎しみを感じさせる、リアルで残酷な絵になります


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                      ・・・・・・。



そして戦後、


ゴヤの絵はガラッと変わって、


大好きな闘牛までも暴力的でどこか批判的にも感じるようなモノになり、


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                     死んじゃった



晩年の作品は空想の世界に浸ってゆくんです


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                     絶対、変だよ




私は、そんなゴヤが生き抜いた人生に考えさせられて


ファンになって (すぐファンになる) 帰ってきたわけだけれど


個人的には、脚光を浴び栄光に満ちた宮廷画家時代の


あの鮮やかな色と質感、技巧が凝縮された高度な絵が


一番輝いて見えたし、好きだと思いました




日記のように描き綴った本当にたくさんの素描がある中で


こちらの 「祖父の代までも」 1797-98制作 は、


なんてゆうかキュートで気に入ってしまい、ポストカードを買いました



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権力者をロバに見立ててある版画


ロバがロバの家系図を得意げに眺め、自慢している


そんな風刺画です



これ以外にもゴヤは、当時の教会権力への批判や


自由主義者迫害のための異端審問所を表現した風刺素描が多くあります


聴力を失ってからも絵日記のように、戦争、異端審問、闘牛、


不平等な暴力を受けた犠牲者の運命をリアルに素描して


そういった社会を嫌悪し続けていたわけです


ただ、当時はゴヤのそんな活動自体も異端な訳ですから


親しい友人にすらこれらの素描を隠していたと言われています




もどって、マハ。


着衣と裸とほぼ同じ構図で2枚存在すること、


当時裸の女性を描画することなど前代未聞だったこと


誰からの依頼で、モデルは誰なのか、ゴヤが口を割らず、


100年近くプラド美術館の地下倉庫にあったということなど


話題性の方が上回っているこの2つの絵


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本当は作品自体、繊細で表情豊かで、線の一本一本


洋服のしなやかさ、肌のなめらかさまで伝わってくるような


すばらしいものなのです



今回は「着衣のマハ」のみの展示でしたけど


並べて観たい!って誰もが思う願望ですよね


で、私も2枚買っちゃったんですね



だけど。


俗っぽいことしちゃったなぁ・・・と、


我ながら後悔、とうかお恥ずかしい話です