こんにちは^^/いつも元気な加藤英行です!
今日は一日雨模様。こんな日は、コケの観察をしながらの散歩に限ります^^
雨に濡れたコケたちは、みずみずしくて、とても美しく、見惚れてしまいます☆彡
さて、今回は一見、オオバチョウチンゴケかな?と思ったコケを紹介します!
▲みずみずしく、広がる群落の雰囲気から、オオバチョウチンゴケかな?と、はじめは思いました。
オオバチョウチンゴケは、みずみずしく、丸い形の葉が特徴です。
▲でも、近づいて葉の形を観察すると、先が尖って見えました。
これは、オオバチョウチンゴケではありません!
そこで、少し持ち帰り、詳しく観察することにしました^^/
▲定規の上に置いて、大きさを確かめました。すると、長さが5cm以上あることが分かりました。
長い!!
▲気になっていた葉の形を見ると、先が尖がっていることが確認できました。
▲さらに拡大すると、葉の半分より上には、歯があることがわかりました。
歯があることは、ルーペでも見えました^^
▲葉縁細胞の様子。単細胞の鋭い歯。
▲葉身細胞の様子。六角形。
また、(藤井久子著/秋山弘之監修/家の光協会発行/特徴がわかるコケ図鑑)
を広げて、コツボゴケを参照すると、
近縁種にツボゴケというコケもあるそうですが、
「日本では北方の山地に生育。南の暖かい地域では見かけない。」
とのことなので、今回観察したコケは「コツボゴケ」だろうということに落ち着きました^^/
今回使用した図鑑とカメラを以下にまとめておきます。
コケ観察の参考に。
※掲載されているコケの写真が美しい!丁寧な解説に導かれ、コケ観察がより楽しくなります☆
※コケを調べるならこの図鑑!とても詳しくコケ好きはぜひ手にしたい一冊です☆
※接写がとても美しく撮れる優れもの!コケの撮影に困ったら、このカメラがお勧めです☆