こんばんは。

みなさんは、宇宙の図鑑や天文雑誌などを見て、

「こんな星を見てみたい!」「撮影できるなら、してみたい!」など、

憧れを抱いた星はあるでしょうか。

 

今夜画像処理をしたのは、

私が「見てみたい!撮影してみたい!」と憧れていた星の一つ

「三裂星雲」、M20です。

 

写真 いて座の散光星雲M20(三裂星雲)

 

M20を写真で見ると、

淡い赤色の星雲(輝線星雲)と青色の星雲(反射星雲)が寄り添い、

さらに、星雲の中に暗黒星雲が、

雲を切り裂くように見えています。

 

図鑑に載っているM20の写真は美しく、

こんなに魅力的な星が宇宙にあるのかと、

とても印象に残りました。

 

実際に街明かりの少ない澄んだ夜空で、

望遠鏡や双眼鏡で観望すると、色まではわかりませんが、

ふんわりと広がる星雲の存在を確かめることができ、

ドキドキしてしまいます。

 

みなさんは、

観望するのが好きな星雲はあるでしょうか。

また、どのように感じているでしょう。

 

※個人的ですが、

 今の季節の鉄板は、

 M31を見た後、必ずM33を探しているような気がします。

 双眼鏡で銀河の形の違いがわかり、

 嬉しくなります☆

 

撮影情報

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日時 2017年4月2日、04:27-04:31
場所 福井県大野市
カメラ Canon EOS 6D
ISO 25600
露光時間 15s×11枚
望遠鏡 R200SS+コレクターPH
赤道儀 SXD2
画像処理
 ・ステライメージ7
  ダーク、フラット処理
 ・フォトショップ

  ファインアートプロセス

  トリミング
  諧調調整

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