コンサートリーディングのお稽古で教えていただいた絵本。
『あさになったのでまどをあけますよ』
この絵本は、東北出身の荒井良二さんが、震災のあと自分にできることは何だろう…と考えて作られた絵本だそうです。
やまはやっぱりそこにいて
きはやっぱりここにいる
この繰り返される やっぱり っていう言葉がすごく好きです。
『リーディング♪音楽と絵本の世界』で、この『あさになったのでまどをあけますよ』を読みました。
中には、震災の絵本という認識で悲しい絵本だと思われていた方もいましたが、私はこの絵本は、とても前向きな気持ちにさせてくれる絵本だと思っています。
どんな状況の中でも、必ず朝がくる。
窓を開けたら、いつもの景色がある。
その何気ない毎日がいかに大切なことだったのか、気づかせてくれます。
また、私はこの絵本の中の景色が、自分にとってとても懐かしい景色に似ていると感じ、昔のわたしに会いにいけます。
山と川の絵は、田舎のおばあちゃんちの景色に見えます。
両親の愛情に包まれて育った子どもの頃のわたしは幸せいっぱいです。
海と浜辺に赤い花の絵は、初めての転勤先の沖縄の景色に見えます。
孤独な子育てを頑張った自分が思い出されて、「わたし、頑張ってたね」って言ってあげたいです。
今、コロナのことで息苦しさを感じながら、自粛の毎日に疲れが出て、先の見えない不安に苛まされる日々ですが、必ず朝はやってくるんですよね。
必ず・・・
あさになったのでまどをあけますよ
あなたの心の窓からは、どんな景色が見えますか?
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