いままで、携わってきた私の考えという事を前置きして・・・。




主人にとって、リハビリは、生きて行くことそのものになっています。
私達は、用事を済ませる為に、手指足目と五感の全てを動員して遂行します。
その一つ一つが主人にはバラバラに存在していて、共同作業が難しいので、そのばらばらになっているもの一つ一つを使う練習を重ねています。




この頃、つとに思うのです。


イメージするという事の大切さ。
 



まだ、元気だったころの事を、大脳は忘れていないので、脳から指令を送るという事を意識させるというものです。主人は四肢麻痺なので、脳からの指令を送っても、返答が送られて来ません。0か100の力の原因になっているように思います。

 


『動かす』という指令を送る → どの程度動いているかという感覚の返答がない。
その時に大切なのが、目での確認です。あるいは、周りからの声掛け。『膝がまだ曲がっていますよ』とか『踵が浮いています』とか、言ってあげる事が、本人の確認になる様です。




イメージするという事とは、
ベッドから立ち上がる時(前方と後方から介助しています)に、
目一杯の力で立ち上がります。勿論つっぱるという形です。
その時に、『踵が浮いているから、踵をつけるイメージをして』と言ってあげると、踵が下がります。完全につきませんが、イメージすることの大切さを感じる瞬間です。





主人の場合、左半身は全く感覚が有りません。
マッサージの先生が、手足を指圧しても私が触っても、まったく感じがないのです。
しかし、骨を刺激すると、分かるらしい・・・。骨を伝わる感覚は分かるらしい。
不思議な事に、感覚がないにもかかわらず、動かすことは出来ます。麻痺なのでスムーズには出来ませんし、手指は変形しているので更に難しいです。でも『左手を開いて』『左腕を上げて』と言うとその様にできるのです。





この結果から考えると、『ゆっくり、ここまで上げて』とか『もう少し優しく動かして』とか『体が左に10度くらい傾いてるよ』など具体的に言ってあげると、本人は分かり易いかもしれない。と、ここ数日考えています。



なにしろ、主人の場合、無傷なのは大脳だけですから。





今更では有りますが・・・・今後、この点を注意して、試してみようと思います。