新型コロナウィルスの影響で世界的に株価が大暴落しています。
「リーマンショック以来の大暴落!」「過去最大の下落!」など、連日ニュースでも話題になっていますね。
この10年以内にトレードを始めた人は、前代未聞の大暴落に戸惑っているかもしれません。
これからトレードを始めよう、と思っていた人は、今からやるべきか迷っているかもしれません。
「株価は大暴落して、これから経済も低迷するので、しばらくはトレードするべきじゃない」という人もいます。
逆に、「ここまで異常に大暴落したからには、今こそめったにない絶好のチャンスだ!」という人もいます。
この大暴落で、いったい何をするべきでしょうか?何をすればいいのでしょうか?
今後の経済の見通しや、この状況での銘柄の選び方、テクニカルの判断などは、たくさんの有識者が情報を発信していますので、ここでは、大切な根本の考え方だけをお伝えします。
一般論として、暴落は大きな逆張りのチャンスになります。
「みんなが恐怖に駆られている時に買える人が勝者になる」というやつですね。
「暴落した時に買う」という戦略は、勝算が高いです。
「勝算が高い」には
①勝率が高い。
②大きな利益を稼げる可能性がある。
という2つの意味があります。
勝率が高い、ということは、ギャンブルしても勝てる可能性が高い、ということになります。
つまり、トレードの知識や経験が無くても、初心者が何も考えずにトレードしても、勝てる可能性が高い、ということです。
しかも、もしうまくいけば、大きな利益を稼げる可能性があります。
ですので、「思い切って買う」、つまり、ギャンブルするのも、悪くないかもしれません。
但し、「暴落した時に買う」という戦略は、
『行き過ぎた相場は、必ず(多少は)戻る』
という前提に基づいています。
そして、相場に絶対はありません。
ギャンブルですから、外れる可能性はあります。
今回のコロナウィルスによる大暴落が、過去の大暴落と同じであれば、いつか株価は上昇して、勝てるでしょう。
しかし、もし今回だけは例外で、このまま株価が戻らないのであれば、大負けすることでしょう。
もし「ギャンブルは嫌だ」というのであれば、
『もしも戻らなかったら、どうするか?』
を考えておくべきです。
具体的には、「暴落したから買う」のはいいとして、株を買った後で
『何がどうなったら、「今回だけは例外だ!戻らない!」と判断して、負けを認めるのか』
を、あらかじめ考えておくのです。
そして、過去の大暴落の時に、そのやり方で勝ったり負けたりしつつも、トータルではプラスになることを確認してください。
そして、将来また訪れる大暴落の時にも、また同じトレードを繰り返してください。
そうすれば、今回の大暴落で勝つか負けるかに関わらず、最終的にはトータルで利益を上げることができるはずです。












