明けましておめでとうございます!
新年になりましたので、株式トレードのブログを再開しました(^^)
大発会からいきなり【5216 倉元製作所】がストップ高になりました。
前日の122円から、172円のストップ高まで、1日で40%以上も値上がりしました。
すごいですね!
場が引けた後のPTS(夜間取引)でも、一時222円のストップ高まで上昇しています。
ただ、夕方には10万株以上の膨大な買い注文が出てストップ高に張り付いていたのですが、その後は保ち切れずに剥がれて下落してきています。
このストップ高は、3日前から前兆がありました。
12月25日の引け後に
事業再生ADR手続の正式申請及び受理に関するお知らせ
というニュースが出て、25日のPTS(夜間取引)では、一時149.9円まで急上昇しました。
しかし、翌日12月26日は、ギャップアップしたとはいえ、PTSよりもかなり安い135円でスタート。
さらに、寄り付き直後に140円まで急上昇しかけても、すぐに反落すると、133円に約20万株の極端に厚い売り板が出てしまいました。
この時、すぐ上の134~137円あたりの売り板は数千株と薄いままでした。
つまり、その気になれば134円よりも高い値段で売り注文を出せるし、寄り直後の急上昇を放っておけば、もっと高い値段で売ることもできるはずなのに、何故か133円で売りたい、という訳です。
「できるだけ高く売りたい」という考えからすると不自然に思えます。
その後、10:15頃に株価が130円を割ると、極端に厚い売り板(この時点では約15万株)が、133円から129円に切り下げられました。
さらに、株価が123円まで下落すると、12:58頃には129円から125円まで切り下げられました。
まるで、厚い売り板で株価をむりやり下落させたいかのような動きです。
翌日12月27日にも、ザラ場中は気づきませんでしたが、大引けの前にふと見ると、133円に約30万株の極端に厚い売り板が出ていました。
こんなに厚い売り板が出て、しかもどんどん切り下がってくると、株価が上昇するとは思えず、皆さん買うのを躊躇してしまいます。
そのためか、「事業再生ADR手続」のニュースが出た後は3日連続の陰線となっていました。
しかし、年が明けた今日1月6日に急上昇して、ストップ高となった訳です。
「事業再生ADR手続」のニュースが出た後に、誰かが【5216 倉元製作所】を安く買い集めていたのでしょうか。
PTS(夜間取引)で70万株近い出来高になっていることと、222円のストップ高に張り付けたままにしなかったことを考えると、もしかしたら、買い集めていた人は、すでに高値で売り抜けてしまったのでしょうか。。。