前回の記事「 かっこいい決め台詞で、売買ルールを守れるように自分を教育しましょう 」では、自分の脳に対して、「売買ルールを守ることが、良い結果をもたらす正しい行動である」と教育するやり方をお伝えしました。

ルール通りにトレードしたのであれば、たとえ損失になってお金を失ったとしても、「正しい行動ができて良かった!」と、自分を褒めてあげることが大切でしたね。

とはいえ、お金を失ってしまったのですから、「売買ルールを守らなければ良かった。。。」という気持ちになりやすい状態になっています。
こんな時は、ルールを守れた自分を褒めてあげるだけでなく、「売買ルールを守ったからダメだったのだ」と思わせるような情報をシャットアウトすることも大切です。

例えば、自分は売買ルールを守って損失になったのに、他の人が「うまく利益になりました!」「損切りを覚悟したけど、我慢して良かった!」と喜んでいるのを見たら、どうでしょう?

脳が『売買ルールを守れた』というポジティブな面にフォーカスしていたのに、一瞬で『お金を失ってしまった』というネガティブな面にフォーカスが切り替わってしまいます。
自分を褒めて、せっかく脳を騙して教育していたのに、それが一瞬でダメになってしまいます。

ですから、売買ルール通りにトレードして損失になった時は、思い切って

・その銘柄で利益を出した人の話を聴かない!
・ネットの掲示板やブログも見ない!


というのも良いと思います。

売買ルールを破りたくなるような状況に、わざわざ自分を追い込む必要はありません。
ダイエットをしている時に、わざわざケーキ屋に行くようなものです(^^;

もちろん、これは

・勝てる売買ルールを持っている。
・売買ルール通りにトレードした。
・損失になったことを、否定的に感じやすい状態になっている。


という3つの条件に当てはまる場合だけです。

勝てる売買ルールを持っていなかったり、売買ルール通りにトレードできなかったのであれば、他の人の成功例は、むしろ、積極的に見て、学んだ方が良いかと思います(^^)

 

 

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