【4592 サンバイオ】ですが、1月31日(木)も7210円のストップ安に張り付いたままで、前場では、売買が成立しませんでした。
前引けの時点で、わずか14100株の買いに対して、なんと、およそ1142万株もの膨大な売り注文が出ています。
さて、サンバイオ・ショックで一緒に急落している【4506 大日本住友製薬】ですが、なにやら、怪しい売り板が出ていますね。
1月31日(木)の朝の気配は、成行売り注文がおよそ16万株、成行買い注文がおよそ14万株で、ほぼ拮抗しており、3000円の大台を割らずに、底堅いように見えました。
ところが、8:24頃に、突然に成行売り注文がおよそ26万株と、10万株もの大量の売り注文が出て、気配値が2620円まで急落しました。
ですが、数分のうちに取り消されて、また元の3000円あたりまで気配値が戻りました。
何だったのでしょうか?
さらに、9:00の寄り付きが近づくと、3070円(3065円の前日のストップ安の1ティック上)におよそ27万株もの、極端に厚い売り板が出ました。
まるで買い方の意欲を削ぐような売り板の意図は、何なのでしょうか?
ただ、これほど大きな売り板が出ているのに、朝のPTS(私設取引)では、3000円台の高値での買い注文が出たままでした。
大きな売り板は見せ板で、寄り付きの前には取り消されて、上昇すると考えていた人が多かったのかもしれません。
しかし、9:00が近づくにつれて、成行売り注文は27万株まで増えて、気配値も2900円を割るところまで下落しました。
さらに、3070円の怪しい売り板は、9:00の時点ではおよそ88万株(!)と、極端に厚くなっていました。
ですが、9:00を過ぎて特別売り気配になると、気配値は上昇して、結局、2981円と、かなり高い株価で寄り付きました。
しかも、3070円にあった極端に厚い売り板が、寄り付き後には消えてなくなっていました。
これは、やはり大きな売り板は見せ板で、寄り付きから急上昇するのでしょうか?
・・・しかし実際は、寄り付きからもの凄い勢いで急落!
あっという間に大陰線になってしまいました。。。
ザラ場の最中も、9:30頃に見たら、2901円におよそ20万株の極端に厚い売り板が出ていました。
これも、しばらくすると消えていました。
【4506 大日本住友製薬】にちょくちょく出てくる怪しい売り板は、何なのでしょう?