1月25日(金)に急騰した【9424 日本通信】で、わずか25秒で8万円の損切りになったトレードの機会がありましたので、ご紹介します(^^;
「25秒で8万円の損切り」というと、マヌケな感じがしますが、損切りになるトレードは、短い時間で終わってしまうことが多いです。
前日の株探のニュース:
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (1月24日発表分)
で、【9424 日本通信】に好材料が出ていました。
■日本通信
金融庁のFinTech実証実験ハブを活用した「FPoS(FinTech Platform over SIM)」にかかる実証実験で、携帯端末を利用した銀行振込みや住所変更などのサービスを安全かつ利便性高く実現できることを確認。
1月25日(金)の日中の値動きが、こちらです。
145円まで大ギャップアップした後、169円のストップ高の寸前まで、寄り付きから一気に上昇しました。
しかし、169円のストップ高はつけずに反落し、前場のうちに145円の始値を割って、長い上ヒゲになってしまいました。
後場は、極端に膠着して、141~142円のバーコードになってしまいました。
この時、買い板・売り板ともに、20~50万株ほどの厚い板が並んでいましたが、1つだけ、142円におよそ100万株の分厚い売り板が出て、たいへん目立っていました。
とても不自然な売り板であることと、これほどの分厚い売り板が出てもバーコードのまま株価が下落しないことから、もし、この売り板をブレイクしたら買いでエントリーしようと、準備していました。
すると、13:04:10に、104万2900株の大口買いで、ブレイク!
さらに、すぐに142円には100万株以上の分厚い買い板が出ました。
これを見て私は、13:04:23に、143円で4万株を買いました。
すると、ブレイクしてからわずか38秒後、自分が買ってからわずか25秒後の、13:04:48に、今度は102万1900株の大口売りが出て、また141~142円に戻ってしまいました。
ブレイクは失敗です。。。
この時点で、『100万株の大口買いによるブレイク』というエントリーの理由が無くなっていますから、すぐに損切りして良い状況です。
143円で4万株を買い、141円で売るので、8万円の損になります。
昼休みから、30分以上もずっと待ち構えていたトレードですが、わずか25秒で終わってしまいました(^^;
ただ、ブレイクした後に大きな買いが出てきたこと、137円の当日安値からは反発した状態にあることから、実際にはすぐに損切りせず、しばらく様子を見てから損切りしました。