勝てるトレード手法を教わったら、身につけるためには、練習が必要です。

最初はうまくできなくても、だんだん上達して、いつかは、教えてくれた先生と同じように利益が出せるようになるはずですね。

では、うまくできたかどうか、「勝てるトレード手法」が身に付いたかどうかは、どのように判断すれば良いでしょうか。


例えば、勝率70%のトレード手法を教わったとしましょう。

実際にトレードしてみたら、5勝5敗(勝率50%)になってしまいました。
同じ時期に、教えてくれた先生は、7勝3敗で、ちょうど勝率70%でした。
この場合は、ほとんどの人が「失敗した。。。」「うまくできなかった。。。」と感じることでしょう。

でも、もし、実際にトレードしてみて、9勝1敗(勝率90%)になったら、どうでしょう。
教えてくれた先生は7勝3敗で利益が100万円だったのに、あなたは200万円も儲かったとしたら。
この場合、多くの人が、「うまくできた!」「上達した!」と感じるのではないでしょうか。

この状況で、

「教わった通りにできなかった。利益が200万円になったのは失敗だった。。。」

と反省する人は、ほとんどいないと思います。

ですが、勝率70%になるはずなのに、勝率90%になったとしたら、それは、「教わったやり方とは別の、何か違うことをやっていた」という証です。

違うことをやれば、違う結果が出ます。

もし、先生と同じ勝率70%という結果を出せたのなら、この後も、先生と同じ結果が得られるでしょう。
おそらくは、順調に利益が増えていくことでしょう。

ですが、勝率90%になったのであれば、この後も、先生と同じ結果は得られないでしょう。
このまま続けていって、最終的に利益が出せるかどうかは、あなた次第、ということになってしまいます。

それでは、せっかく「勝てるトレード手法」を教わったのに、意味がありません。


「勝てるトレード手法」を教わって、それを身に付けたいのであれば、勝てる時に勝つだけでなく、負ける時には負けなければなりません。
極端に言えば、たとえ損すると分かっていても、わざわざ損をするために、トレードを実行する必要があるのです。

 

 

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