このブログを書くために、
新しい単語を覚えました。
頑張って美味しそうに撮らせてもらいました。実物ももちろん美味しかったです。
台湾のベイビーカステラは日本のと違って、色んな形のベイビーカステラが存在しております。例えば画像のように、拳銃の形をしているベイビーカステラがあります。今回私が買ったのは味付けがないオリジナルでした。
退勤後の帰り道、家近くの公園前の台湾ベイビーカステラ屋台のおばさんまだやってるのを見て、思わず二つ(一パックで五個あり)を買いました。
このおばさんは私が小学生の頃からずっと、同じ公園で、同じコンビニの付近で、同じ美味しさの台湾ベイビーカステラをお届け続けています。十数年、ずっと。
会計でお金を渡す後、挨拶の言葉「お嬢さんありがとうねぇ」を聞いて、感慨深いでした。
まだ「お嬢ちゃん」だった私が、お嬢さんになりました。そしてベイビーカステラのおばさんもまた同じ笑顔で、美味しいベイビーカステラを作っています。長い年月、ずっと同じ商売をやり続ける力と心にすごく尊敬です。
思い出のベイビーカステラおばさん
私は昔から、この屋台をやってるおばさんが大好きです。
外がどんなに暑くなって、寒くなっても、おばさんの笑顔は変わりません。ベイビーカステラの美味しさも変わりません。
色んなところのベイビーカステラを食べましたが、私の中の一番はやはりおばさんの作ったやつです。
焼きたての香りとふかさ、それと稀に焦げてる部分のサクサクな食感、十数年経っても美味しいです。
そんなおばさんが、私の中学の連絡帳(台湾の中学では、連絡帳で学生に日記や作文を書けるような宿題が多い)にある文章のテーマでした。
そして、その文章は担任の先生から大好評をもらいました。先生はよく私の文章(よく賞賛をもらえた)をクラスメイトの前に朗読する習慣がありましたが、その文章も例外なくでした。
その文章の内容を知ったクラスメイトが、同じ帰り道でおばさんを見て、「彼女が日記にあるおばさんでしょ?」って聞いて、そして「では彼女に何か差し入れをあげよう!」っと。
また学生で、小遣いも少ないだった頃よくそんなことを言う…と、今の私が思いますが、本当にあの頃、私も勇気を出して、紅茶を買ってあげればよかったと思います。
彼の買った紅茶は、ベイビーカステラのおばさんのではなく、その対面にいる別の屋台のおばさんだったからです。
なぜ、私の書いた素晴らしい人物がそのおばさんを知った上に、他の人にあげたのですか?
…っと、ずっとそのクラスメイトに聞きたかった。
でも奢ったのは私ではありませんので、何も立場がありません。
今の私は紅茶だけではなく、スタバだって差し入れとしてあげられます。ですが、おばさんはどうでしょう。彼女の健康今はどうしているのでしょう?紅茶を飲めれる体のままですか?本当に楽しく、無理なく出店し続けていらしゃってますか?
今日は彼女のマスク越しの笑顔を見て、色んなことを考えてしまう。
どうかこれから五年先、十年先も、公園前でまた元気なおばさんの屋台と会えますように。