そこはあたしの庭 大遊戯場歌舞伎町
と、椎名林檎女史も歌っていたっけ。
人影まばらなメガロポリスで俺は夜行バスを降り、かの有名な早朝のJR新宿駅東口に立っていた。朝立ちである。(そっちの意味じゃない)
駅近くの憧れのスタバで優雅に朝食を摂り、早速都会の絵の具に染まってみる。
鯛「えーと、スターバックスラテの…M」
バリスタ「あ、グランデでよろしいですか?」
鯛「そう。グランデをひとつ。」
こいつ田舎もんだな、と明らかに心の中で思ったであろう顔をしたバリスタからラテのグランデを受け取り、一番隅っこの席に座った。
ふっ…ばかだな、今のはかるいシティ・ジョークだよ君。そこらへんの田舎もんと一緒にしてもらっちゃ困るね。
この街では犬も歩けばスタバに入っちゃうということわざがあるように、そこかしこにスタバがある。うれしい限りである。ま、俺みたいなシティボーイには、珍しくもなんともないけどね。
時間だ。都会の男の朝は一分一秒を争うのだ!いざゆかん!
向かった先は成城学園前。ここの駅前にある、ごく普通のカフェでヤスコ氏と待ち合わせ、そこからカモンアップ提携の不動産屋さんへ向かうことになっている。
ヤスコ氏はケッタで颯爽と登場。二人でお茶でも飲みながらちょっと一息することに。
飲み物を注文する俺とヤスコ氏。
鯛「えーと、アイスコーヒーのグランデをひとつ」
ヤスコ氏「Mでいいよ」
成城学園の並木道を、カモナ提携の不動産屋さんへ向かって俺たちは歩き出す。
夏の太陽が枝葉の間から、えりあしをじりじりと焼いていく。
一朝一夕に都会の絵の具に染まるもんじゃねえなーと思ったのを覚えている。
不動産屋さんは成城学園の閑静な住宅街の一角にあった。
きれいなお姉さんが迎えてくれ、お茶をご馳走になり、歓談する。
だがここで安心してはいけない。いろんなだまされた男たちの話には、ほぼまちがいなくきれいなお姉さんが出てくるからだ。しかしぬかったな、俺はゲイだ!色仕掛けなど通用せぬわ!などど考えながら田舎もん特有の都会に対する懐疑心をむきだしにして契約書を隅々までむさぼり読み、騙されていないことを二回確認し、サイン・押印した。(実際はとても気さくですてきな方でした。)
このとき初期費用としてはじめの一か月分の家賃と、それと同額の保証金を支払い(たとえば家賃が月6万円なら12万円)、そして家の玄関と、自室の部屋の鍵をもらいます。保証金は何の問題も無ければ退去時に戻ってきます。
そして永福町までの道すがら、腐れ縁の旧友・コザルにメールを送り、
「引っ越しました。今日から鯛象の東京ライフが始まります」
という事後報告をしたのであった。
光陰は矢の如く、あれからもう一年が経とうとしています。
みなさまお変わりありませんか。
鯛象は元気です。

お慕い申し上げてやまない椎名林檎女史に一歩近づき、狂喜乱舞する俺
これで林檎女史まであと999999999万歩

文化的な香りがするのが好き。ビバレッジ、インテリア、それから音楽も。
ちなみにこのあと永福にはスタバがないという事実が発覚した

シティ・ボーイへの道のりは険しい
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